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バンライフを始めて約3カ月の"今"感じているバンライフの「メリット」と「デメリット」

バンライフのデメリット

続いてはバンライフのデメリット。

ガソリン代が高い

月々の出費は、どこのガソリンスタンドに行くかでも変わってくる。ガソリンを満タンに入れたら、その先の道中はガソリンスタンドの値段を見ないように運転している。

また、シンクから流れた汚水。定期的に捨てられればストレスにならないが、大きなタンクの中の汚水をコンビニで捨てるわけもいかない。キャンプ場でもシンクが高い位置にあると、捨てるのも給水も大変。

家で暮らしている時には見ることはなかったが、シンクから流れた汚水を見た時から、油物や溜まって臭うものは流せなくなった。

キャンピングカーは駐車場所が制限される

私の車が大きすぎるのかもしれないが、駐車場所が制限されることもデメリット。

ハイエースの中でも、スーパーロングのワイドのハイルーフ。更に、熱中症を回避する為のファンをつけたことで、高さ2.5m以下の駐車場へは入れず、行きたいと思った場所に行けなかった事も多い。

お酒を飲むと移動ができない

3月に大きな地震があった時、お酒を飲んでしまっていた。駐車していた場所が海の目の前や、山の中であれば、車を置いて避難しなければいけない。

教訓として、今後は避難所の近くや避難所になるような場所でしか、お酒は飲まないと決めた。

あと、常に移動している為、東京にあった行きつけの病院や美容院にもなかなかいけなくなった。旅先で体調を崩した時、病院探しは不安要素でもある。旅先でも、駐車場がある病院を常に1カ所確認しておくことを心がけたい。

バンライフを始めてなかった方が後悔していたと思う

今までに経験したことのないバンライフの日々は、まるで海外旅行をしている時の感覚に近く、常に気も張っているけど、毎日が新鮮で新しい発見と感動がある。

「バンライフをしていなかったら、どんな生活をしていただろう」と、たまに思う。

私はどんな状況でも楽しみを見つけられるし、楽しんで生きていける自信はあるけれど、あとどれぐらい生きられるかわからない人生だから、この選択をして本当に良かったと実感している。

バンライファーになったことで、周りからの連絡が増えて皆と近くなった。私の生き方に興味を持ってくれる人ができたりして、以前からの友人も温かく楽しみながら見守ってくれている。

今はそんな皆からのメッセージが、最高のお守りになっている。バンライフには「メリット」も「デメリット」ももちろんあるけれど、これからもあらゆることすべてを楽しめるバンライファーであり続けたい。

今、桜を追って旅をしています。次回はその様子をお届けします。

■「高松いく」の記事一覧
【私がバンライフを始めた理由】新しい時代に選んだ新しい生活スタイル
バンライフって楽しい! 桜を追って旅をしていました。バンライフを通して感じる日々の"気づき"の変化

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