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36歳、男、離婚歴あり、無職。10年間勤めた会社を辞めて、日本を漂流する「バンライフ」始めました

こんにちは、はじめまして。レンタローといいます。バンの中で生活しながら、日本をひとり漂っています。いわゆる「VANLIFE(バンライフ)」ってヤツをしています。

今回から Mobility Storyで、「バンライフ」についてや暮らしの相棒である「クルマ」のこと、そして「旅」についてのアレコレと、僕が各地を旅をして目にしてきた「各地の魅力」をご紹介していきますので、どうぞ宜しくお願いします。

まずは僕がバンライフを始めたきっかけについて、少し話をさせてください。

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僕は『今の自分が大好きだ!』と本当に心の底から言えるのか?

2年前まで、僕はスーツを着て海外を飛び回るセールスマンでした。

当時の家にはテレビも、エアコンも、乾燥機付き洗濯機も、お掃除ロボットもありました。モノの観点で言えば「何不自由無い生活」をしていたんです。

セールスマンをしていた頃の僕

ただ、何不自由無い生活の中でも、自分の中に漠然としたモヤモヤはありました。

「これでいいのか?」
「このまま人生は過ぎていくのか?」
「最近、腹がよじれる程笑ったのはいつだった?」
「心が揺さぶられる程感動したのはいつだったか?」
「僕は『今の自分が大好きだ!』と本当に心の底から言えるのか…?」

自分の生き方に漠然とした「焦り」や「不安」を抱えながら過ごしていた頃、ある記事に出会った事で、僕の人生の歯車はゆっくりと逆回転を始めました。

メジャーリーガーのバンライファー

それは、当時ミニマリストについて興味を持ち、PCでネットを何気なく漁っていた時でした。

ダニエル・ノリスという契約金で2億円も稼いだメジャーリーガーが、 ウォルマートという大型スーパーマーケットでバンに寝泊まりしている、という記事(実際に僕が見た記事:http://minimarisuto.jp/vanman/)を偶然見かけました。

大金を得て豪遊するチームメイト達からパーティーに誘われても断り、狭くて不便で、時に不潔なバンでの生活を、自分の意志で選んでいる。彼と、彼の信念と、バンライフという未知のライフスタイルに、衝撃を受けたんです。

都内のマンション住まいだった僕にとって、それは思いもよらない、見つけたばかりの「憧れの生き方」でした。沸々と自分の中で込み上げるものがあり、PC画面の前で数分間、体が固まっていました。

でもまた翌朝には忘れてしまいそうな、よくある一時の夢にもなりそうで、落とし所の分からない感情になりました。ただ、

「このワクワクは霧散させたくない」

そう思ってすぐに海外のバンライフの写真を画像検索して、気に入ったものを数枚保存。スマホの待受にして、会社に向かう揺れる電車の中でいつも眺めていました。

※イメージ

このネットの記事が、僕がバンライフをはじめる一つ目のきっかけです。

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