群馬県のオススメ道の駅12選！ 温泉に絶品グルメに絶景ロケーションが楽しめる道の駅を、道の駅マニアがピックアップ

前橋市にある道の駅「まえばし赤城」。2023年3月にオープンした超最新の道の駅です。県庁所在地に構える巨大な道の駅には、直売所、フードコート、レストラン、鮮魚店、カフェ、コンビニ、お土産屋そして温浴施設までが揃っています。

フードコートでは群馬県の名物、赤城牛のローストビーフ、おっきりこみ、地元で有名なラーメンを楽しめます。お土産では、群馬のソウルフード焼きまんじゅうや群馬県産の小麦粉を使用したバウムクーヘン等を購入することができます。

直売所では、地元の野菜「田口菜」をはじめとした地産の野菜や道の駅オリジナル商品が並んでいます。休憩だけでは収まらない満足感を提供してくれるのがまえばし赤城です。

ロケーションの良さもまえばし赤城の魅力で、駅舎2階から赤城山を眺められる開放的で気持ちが良いデッキがあります。更に、昭和レトロな銭湯をイメージした温浴施設からは榛名山を眺めることができ、お風呂からの眺望も徹底されています。

東京から約1時間半で到着できる道の駅なので、ぜひ、群馬県への日帰りドライブやクルマ旅の際に訪れてみてはいかがでしょうか？

地域の方々に愛される温泉が魅力の道の駅「よしおか温泉」

先ほど紹介した道の駅「まえばし赤城」から車で約10分。関越自動車道「渋川伊香保IC」を降りて5分ほどでアクセスできるのが、吉岡町にある道の駅「よしおか温泉」です。

よしおか温泉は、地元の方から人気の高い温泉施設が中心となっている道の駅です。地下1,300mから湧き出るアルカリ泉を源泉とした温泉に入れるため、隣接する緑地運動公園でスポーツを楽しんだ後に、さっぱりすることもできます。

温泉は、銭湯のような落ち着いた雰囲気で、露天風呂、内風呂、サウナでのんびりとリラックスすることができます。

お食事処では上州麦豚の生姜焼きや群馬県産のマイタケの天ぷらといった名産から、お風呂上りにうれしいクリームソーダ等も用意されています。風の吹き抜けるお食事処には畳のスペースもあり、時間が過ぎていくのを忘れてしまうほど居心地の良い道の駅です。

道の駅「富弘美術館」は、その名の通り実際の美術館が道の駅となっています。群馬県みどり市にあり、美術館には画家、詩人の星野富弘氏が描く優しい詩画が多数展示されています。

星野富弘氏は、口にくわえて筆を持って身近な草木を描く詩画作家で、言葉や文字で伝えることが難しいのですが、実際に作品を見るととても優しい感情が湧いてきます。

道の駅は草木湖のほとりに位置していて、美しい景色を望められることも魅力です。特に秋のシーズンは、道の駅と湖の周りを紅葉が鮮やかに彩ります。紅葉散策に加え、美術館の中からも紅葉を見ることができるので、群馬県で紅葉を楽しむことができる穴場スポットと個人的に思っています。

キノコなどの山の幸を購入できる直売所も敷地内にあるので、利便性も高いです。紅葉とともに、美術館で芸術を感じる旅で訪れてみてはいかがでしょうか？

川場村にある道の駅「川場田園プラザ」は、道の駅の人気ランキングや満足度ランキングで上位に選ばれる人気の道の駅です。

自然に囲まれた空間の中に、多くの店舗が並んでいることが人気の秘訣ではないかと思っています。一般的にイメージする道の駅らしくない、今まで見たことのない道の駅の姿を目の当たりにすることができます。

東京ドーム約1.5倍の広さを誇る敷地には、人気のベーカリー、ミート工房、生パスタ専門店、ギフトショップといったお店があり、様々なお客さんのハートをつかんでいると感じます。

ブルーベリー公園、アスレチック、ろくろ体験教室等もあり、大人も子供も一日中楽しむことができる道の駅です。ぜひ、訪れる際は一日予定を空けて、川場田園プラザを満喫してみてはいかがでしょうか？

道の駅「みなかみ水紀行館」は、群馬県の有名温泉地として知られる水上温泉の玄関口の道の駅で、水上温泉への温泉旅行の立ち寄りにオススメの道の駅です。

利根川上流が道の駅のすぐ隣を流れていて、埼玉県や千葉県で見られる様子と違う激流の利根川を見ることができます。

また、道の駅の中に水産学習室があり沢山の魚を見ることができるのも、みなかみ水紀行館の特徴と言えるでしょう。水産学習室では、利根川に生息する淡水生物を観察学習することができ、ヤマメ、ドクターフィッシュ、チョウザメなどが泳いでいます。

また、360度見渡せるトンネル水槽がり、水の中に入って魚を眺めているような感覚を味わえます。

直売所で購入できる水上温泉の温泉まんじゅう「仙ノ倉万太郎まんじゅう」は絶品で、軽食コーナーでは「ダムカレー」を味わえます。周辺に谷川岳、日本一のモグラ駅「土合駅」といった有名な観光スポットがあり、迫力の渓谷美を楽しめる水上峡もオススメです。

水の故郷を謳うみなかみ町にある道の駅「みなかみ水紀行館」、温泉旅行の途中で気軽に立ち寄ってはいかがでしょうか？

見晴らし抜群の温泉に入れる道の駅「ふじみ」

道の駅「ふじみ」は、関越自動車道「赤城IC」から車で約20分の場所にあります。日本百名山「赤城山」の玄関口にあり、天然温泉に入れる道の駅としても知られています。

ふじみで入れる温泉は「幻の湯」と呼ばれていて、海のミネラルが大量に含まれた太古の海が湧出したという「大深度温泉」。塩分濃度の高い温泉で、皮膚病、神経痛、婦人病、冷え性、肩こりに効果があるそうです。

露天風呂からは富士山に次いで日本で二番目に長いという赤城山の裾野を眺めることができ、雄大な自然を目の前に入る温泉を目的に、是非ふじみへ訪れてみてください。

直売所では、名物の焼きたての焼きまんじゅうを食べることができ、こちらもオススメです。

道の駅「うえの」は群馬県で最初に登録された道の駅ですが、2018年にリニューアルをして、現在の姿になりました。

豊かな自然に囲まれた環境で数々の木工品が揃っていて、道の駅がある上野村の名産であるイノシシとブタを掛け合わせた「猪豚（いのぶた）」の様々なメニューを楽しむことができます。

オススメは、特産の「十石みそ」を使用したソフトクリームです。味噌とバニラが融合したソフトクリームはまるでチーズのような味わいで、美味しさにびっくりすること間違いなしです。

多くの道の駅でご当地ソフトクリームを楽しむことができますが、その中でも本気でオススメできるソフトクリームです。是非ご賞味ください。

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絶品ラーメンがオススメの道の駅「玉村宿」

画像提供：玉村町

道の駅「玉村宿」は、関越自動車道「高崎玉村スマートIC」を降りてすぐ到着できます。食肉卸売市場直営店「肉の駅」が道の駅内に入っており、ブランド肉を味わうことができるのが玉村宿の最大の特徴です。

上州麦豚、上州牛といったお肉を購入するだけでなく、上州麦豚を使った揚げたてのコロッケ、メンチカツといったお総菜を購入することができるので、県外からも多くの方が訪れる道の駅です。

画像提供：玉村町

お惣菜だけでなく、お食事処でも上州麦豚を使った生姜焼き、ソースカツ丼を食べることができます。

個人的に最もオススメのグルメが、群馬県産地粉を使用し、更に上州麦豚を使用した自家製炙りチャーシューが乗った「軍配山ラーメン」です。

軍配山とは、道の駅がある玉村町にあるこんもりと盛り上がった「軍配山古墳」のことです。ラーメンには、その古墳を模したようなもやしと上州麦豚のチャーシューが鎮座しています。

鶏ガラでじっくりと煮込まれたスープはあっさりとしていて、玉ねぎがいいアクセントになっており、とてもおいしいです。寒くなってきたこの季節、あったかい絶品ラーメンを道の駅で味わってみてはいかがでしょうか？

道の駅「霊山たけやま」は、古代から祖先の霊魂を祀るという嵩山（たけやま）の麓にあります。古民家を利用して蕎麦打ち体験ができるそば処と、フィールドアスレチック風の遊具がある道の駅です。

遊具があるため、子供たちから人気の道の駅です。また、道の駅の目の前にある嵩山にはハイキングコースがあり、ご年配の方からも人気が高いです。

霊山たけやまで個人的にオススメなのが、群馬県の名産品「花豆」を使ったスイーツです。花豆とは「ベニハナインゲン」のことで、この豆がトッピングされたクレープやソフトクリームが販売されています。

塩味に味付けされた花豆は、甘いクリームや生地との相性が抜群です。都内ではなかなか味わえない、群馬県の冷涼な気候が産んだ花豆のスイーツをぜひ現地でご賞味ください。

道の駅「八ッ場ふるさと館」は、大きな八ッ場ダムの目の前にある道の駅です。全国的に有名な温泉地、草津温泉への道中にある道の駅なので立ち寄りやすく、気軽に多くの方が立ち寄っている印象です。

道の駅の隣には八ッ場ダムあり、ダムをモチーフとしたオリジナル商品が直売所に並んでいます。クッキー、チョコクランチ、ゴマ餅といった商品に加え、軽食コーナーでは「ダム焼き」というお食事も味わえます。

オススメは、ダムをモチーフにしたもう一つの商品、名物の「八ッ場ダムカレー」です。ルーをダムの貯水に見立てたカレーで、見た目のインパクトも十分な名物カレーです。

他にも八ッ場名物のおつみ団子や、群馬名物のソースヒレかつ丼といったグルメも魅力です。

道の駅「上州おにし」は、群馬県最南端の旧鬼石町（現藤岡市）にある道の駅です。廃校になった小学校の跡地にあり、校舎も残っているので、地域の歴史や文化を学ぶこともできます。

上州おにしの最大の特徴は、国指定の譲原石器時代住居跡を無料で見学できることです。この遺跡で使われていた「三波石」は盆石にも使われているそうで、多くの種類の三波石が展示されているため、無料で見学することができます。

お食事処では近くにある下久保ダムをモチーフにしたL字のダムカレーを味わうことができ、こちらも人気です。

片品村に位置する道の駅「尾瀬かたしな」は、尾瀬観光の拠点として機能している道の駅です。直売所、食堂、足湯、ドッグラン、芝生広場が設置されており、家族連れや愛犬と行く旅にオススメの道の駅です。

平成の名水百選に認定された湧水を無料で汲めるので、湧水を目的に訪れる方も多いです。

尾瀬かたしなには、ロケーションが良いという魅力もあります。道の駅は標高813mの場所にあり、展望テラスも設置されているため、尾瀬方面の山々を眺めることができます。また、天然温泉の足湯からは尾瀬大橋を眺めることができ、クルマ旅の疲れを癒してくれます。

尾瀬観光の前に道の駅尾瀬かたしなに立ち寄って、リフレッシュしてから訪れてみてはいかがでしょうか？