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「車中泊」と「キャンプ」を楽しむためのオススメ&便利ギア【後編:車中泊ギア編】

車内の明かりに、3種類のLEDランタン

車内で明かりをとるには、LEDランタンが最適だと思っています。備え付けの車内灯の長時間使用はカーバッテリーに負荷がかかりますし、万が一、出発時にエンジンがかからないなんてことになったら最悪です…。

雰囲気を演出するために、オイルランタンを持ち込みたい気持ちもわかりますが、寝袋やカーテンなどに引火してしまっては、バッテリー上がり以上に大変なことになってしまいます。だからLEDランタンを使います。

ぼくがメインで使用しているのは3つ。この全てが「いつでもどこでも購入できる」アイテムです。

「Goal Zero Crush Light CHROMA」

ソーラーパネル内臓なので、折りたたんだ状態でダッシュボードに置いておけば、常に充電状態をキープできます。

メインライトにするには心もとないのですが、とても軽いし安定感もあるので子供用の懐中電灯代わりにしたり、就寝中の明り取りには最適だと思っています。

シリコン製なのでひっくり返して使えばコップ代わりとしても使える!のかな?

「Goal Zero Crush Light CHROMA」

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「Beszing」のLEDランタン

Amazonで「LEDランタン」と検索するとすぐ出てきます。3年~4年くらい前にとりあえずで購入したにも関わらず、今となっては最も出番が多いライトかも。

多少の金額の変動はありますが、大体2,000円で購入できるというのはかなり魅力で、光量も無段階調整可能。強力なマグネットも内蔵しているので、ぼくは屋根代わりにしたクルマのバックドアにくっつけて、メイン照明として使用しています。

アウトドアでの用途として考えると、真っ白なカラーがちょっと味気ない感じは否めませんが、1度充電しておけばバッテリーの持ちもかなり良いので、1つ持っていても損はないんじゃないかなと思いますよ。

「Beszing」のLEDランタン

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NESTOUT「LEDランタン LAMP-1」

3つ目は「NESTOUT LEDランタン LAMP-1」です。

上記2つがコスパ重視で購入したのに対して、こちらは完全にデザインに惹かれて衝動買いでした。ランタン本体とは別売りのバッテリーを購入する必要がありますが、ワンタッチのボタン操作ではなく、ツマミを回して点灯、照度調整を行うというアナログな作動方法にやられてしまいました笑

と、この様にLEDランタンは安くて取扱いがとても楽ですし、もしも大きくて重いオイルランタンに小さな子供がぶつかって、やけどや怪我をしたら、、なんて心配もなくなると思っています。

「NESTOUT LEDランタン LAMP-1」

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1本積んでおいても損はなし、KTC「ドアストッパー」

こちらは、クルマのドアをすこーしだけ開けた状態で、固定できるアイテム。なぜ「少しだけ開けた状態」でキープしたいのか。車中泊経験者の方はピンと来たかもしれませんが、これは「換気」を行うためです。

夏の暑い時期には風通しを良くし、涼しい車内環境をつくったり、冬の寒い時期ですら、状況によっては換気が必要になることもしばしば。「蒸し暑くて眠れないから、バックドアをちょっと開けておこうかな、、でも、、」と、いざそのときになって気がつくのです。「防犯面でかなり不安がある」と。

もちろんS字フックやロープ等でも代用は可能なのですが、それだと誰でも簡単に外すことができてします。就寝中に外からドアを開けられてしまう可能性があるというのはなかなかの恐怖じゃないですか?

そんな時にこのドアストッパーを使用し、ドアロックをしてしまえば、これだけでもう鍵を持っている自分にしか解除することができないということになります。

あれ!? もしかして「そんなの使わなくても、窓を開ければいいじゃん!」って思いました??

それがちょっと違うんです。バックドアに隙間を作り、もう1箇所、どこかの窓を少し開けることで、風の通り道ができるという単純な原理なのですが、ただ両サイドの窓を開ける以上の効果が得られますよ。

本来は板金や整備のプロが使用する道具なのですが、車中泊時にも応用できる便利アイテムなので、1本クルマに乗っけておいても損はないと思います。

KTC「ドアストッパー」

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“本当に必要なもの”を見つける作業も楽しいかも

いくら「便利ギア」と言っても、これはあくまでもぼく個人の、「バンキャンプ」という枠内での解釈に沿ったものです。

クルマを“1つのギア”として捉えた場合、パワーウィンドウではなく手動のハンドル開閉もメリットだったりするわけで、最新の車にはない別角度の魅力を、ふと旧型車に見つけたりすることもあります。

ギア中心のキャンプではなく、“必要” も“無駄”も極力削ぎ落とし、「本当に必要なもの」と共に自然を体感するということがバンキャンプの楽しみ方なんじゃないかなと思う一方、家族構成やクルマの車種、車内のDIYによっても積み込むアイテムは変わってくると思います。

もちろんそれは当然のことだと思いますが、「主役」を引き立てるための「本当に必要なもの」を見つける作業も案外楽しいかもしれませんよ。

そうそう!クルマのバッテリー上がり対策としては、モバイルバッテリータイプの「ジャンプスターター」をクルマに積んでおくのもオススメですよ。JAFを呼ばなくても自力で復活できますからね。

誰もいない、ケータイの電波も通じない極寒の山中で、もしもバッテリーが上がっちゃったら。なんてこと、想像しただけでゾッとしませんか? おーこわ!

■「小濱 潤平」の記事一覧
バンキャンプという「クルマ」と「キャンプ」の新しいカタチ。ぼくがバンキャンプを始め、ハマった理由
僕の愛車遍歴と現在の愛車に中古のバン、三菱「デリカ スペースギア」を選んだ理由
30万円で買ったバンをDIY。自分の好みに、自分たちにとって快適なクルマをつくる楽しみ
イスとテーブルを設置したらあとは"楽しむ"だけ。手軽にキャンプを楽しめる「VANCAMPのすゝめ」
【カスタムの参考に】DIYバンキャンパー達の車内拝見。秘密基地、レコード部屋にこたつ!? 多様な楽しみ方を紹介します
「車中泊」と「キャンプ」を楽しむためのオススメ&便利ギア【前編:キャンプギア編】

■著者プロフィールは、こちら
■Vancamp Japan公式HPは、こちら

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