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中央道の渋滞回避に使える"裏道・抜け道"をお教えします【山梨~東京編】

小仏トンネルの迂回ルートに「陣馬街道」

最後に紹介する裏道が、上野原ICや相模湖ICから八王子ICの抜け道として利用できる「陣馬街道」です。この区間は、中央道で一番有名な渋滞ポイントの小仏トンネルがあるため、小仏トンネルの渋滞があまりにもひどい場合の利用が考えられます。

中央道からは北側に位置していて、陣馬山の近くを通るルートで、かつては甲州裏街道とも呼ばれていて、甲州街道の裏道として利用されていました。

ただし、今まで紹介してきた裏道のなかでは最も激しい急カーブや急勾配が連続していて、途中にある和田峠付近では車のすれ違いが難しいくらい道幅が狭いため、通行にはかなり気をつかいます。さらに、雨などの悪天候の際は、通行が危険なために和田峠付近が通行止めとなり、裏道として利用できなくなります。

とはいえ、小仏トンネルの迂回ルートとしての利用価値は高く、険しい道の運転も苦にならない方等は、小仏トンネルの渋滞状況によっては裏道候補として考えられる道路です。

裏道を利用するメリットと注意点

中央道の山梨~東京は、いくつか裏道が存在していて、渋滞区間や渋滞状況におうじて使い分けていくことが重要です。私も、裏道を利用して「結果よかった」と思う時が、いままでで結構な回数でありました。

渋滞時に裏道を利用するメリットとして、

  • 渋滞を走行するよりも、早く目的地に到着できる可能性がある
  • 渋滞のストレスやイライラを感じずに運転することができる
  • 渋滞時の走行よりも途中休憩が取りやすい

等があげられます。

ただし、裏道も混んでいる場合もありますし、基本的に道幅が狭くカーブや勾配が激しいところも多いため、走行の際は気をつけたいところです。

また、裏道を利用時は、「渋滞の中を走行するより早く到着できて、結果的に裏道を選択してよかった!」と、目的地到着時に思いたいという気持ちが強くなるため、つい速度を出してしまったり、ちょっと強引な運転をしてしまったりすることが想定されますので、冷静に落ちついて運転することも求められます。

2022年のゴールデンウィークやお盆休み、年末に向けて、今のうちから渋滞時にどの道路を利用するか、出発から到着までどのくらいの所要時間がかかるかなどをシミュレーションしておくのもオススメです。事前準備をしっかりして、大型連休のドライブを素敵なものにしましょう。

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