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"牡蠣の聖地"「厚岸」で朝日と豪華ランチに感動し世界最大クラスの猛禽に会うため「風蓮湖」へ。金曜夜の羽田発で行く【冬の北海道モデルコース#2】

日本のほぼ東の果てから日の入りを撮影する

翌日朝から撮影予定のオオワシとオジロワシのために向かった風蓮湖。
その東岸である走古丹から撮影した夕日です

風蓮湖の東岸「走古丹(はしりこたん)」に回り込んで夕日を撮る

贅沢な牡蠣のランチを楽しんだ後、翌日の朝からは根室市の風蓮湖でオオワシとオジロワシを撮影することと、今日の夜は風蓮湖の道の駅「スワン44根室」で仮眠をとること以外はなにも決まっていません。そこで、まずは風蓮湖の様子を確認して、そのあと天気もよいので日没の様子を撮影することにしました。

簡単に夕日や日没と言っていますが、風蓮湖に隣接する道の駅「スワン44根室」は日本最東端の道の駅です。そして根室市は本土最東端の自治体。そこから東側をねらう朝日なら容易なのですが、西側をねらう夕日を撮影しようというのですから、なかなか骨が折れます。結局は風蓮湖の東岸にある走古丹まで行き、凍結した風蓮湖の向こう側に沈む夕日をねらうことになりました。

15時前には走古丹に到着したのですが、そこから日没まで現地で待つことになり、1時間以上キャンピングカーのなかで待機しました。この際に「風蓮湖畔公園」に隣接する「走古丹公衆便所」に助けられました。

風蓮湖の東岸にある走古丹公衆便所。
冬の北海道は冬季閉鎖されている公衆トイレも多く、とてもありがたいのです

北海道は冬季は特に公衆トイレが閉鎖されていることが多く、コンビニがないとトイレに困ることが多いので覚えておくと便利でしょう。北海道のコンビニは、都内などと違って気持ちよくトイレを貸してくれるところが多いですが、筆者はトイレを借りたら、必ずなにか水でもよいので買い物をするようにしています。

ねらっていた夕景は、太陽が沈む瞬間よりも、太陽が沈んだ後の空が赤く、凍結した風蓮湖の湖面が青くなる時間帯が美しく撮影できました。

筆者はこの日、SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS | Sportsを使って300mm付近で撮影したためGNDフィルターを使用しませんでしたが、空の明るさをGNDフィルターで調整して撮影するのもありでしょう。どちらにしても冬の北海道らしい夕景が撮影できたと思います。

別海ふるさと交流館の温泉で芯まで温まる

別海町が運営する「別海町ふるさと交流館」には温泉施設があります。
料金は中学生以上大人510円、小学生200円、幼児無料と格安です

料金も安く、駐車場も広いことが多いので公共温泉はおすすめ

北海道での撮影の楽しみのひとつが温泉です。ほぼどこに行っても温泉施設があり、市町村などの自治体が運営する公共温泉も数多くあります。施設が充実している割には、利用料が安いことが多く、筆者はさまざまな土地でそんな温泉を訪ねるのを楽しみにしています。

そして、この日は少し遠回りになるのですが、「別海町ふるさと交流館」にある温泉を訪ねました。利用料金は中学生以上大人510円。銭湯とほとんど変わらない料金で、源泉掛け流しの本格的なモール温泉が楽しめます。露天風呂や泡風呂、ジェットバスなどもありました。休憩場も広く、ゆっくりと風呂に入ったあと、休憩し水分を補給して、またお風呂に入ってと十分に楽しめました。

唯一の失敗は、この日は日曜日で20時過ぎに温泉のスタッフさんに「このあたりで晩ご飯が食べられるところはありますか?」と聞くと「日曜日の20時過ぎなので、ほとんど閉まってしまっている」とのこと。残念ですが、しっかりと牡蠣のランチを食べていたので、近くのコンビニで軽めの夕食を購入して、仮眠予定の道の駅「スワン44根室」へ向かいました。

【おすすめアウトドアアイテム】キャンピングカーでも寝袋装備、友人と出かけるならインナーシュラフシーツがとても便利

FFヒーター完備のキャンピングカーでも筆者は基本シュラフを常備しています。
友人と出かける際には写真手前のインナーシュラフシーツも用意しておくと便利です

キャンピングカーの場合、冬は24時間FFヒーターを付けっぱなしなので、筆者は真冬でも寒いと思ったことはほとんどありません。

ただし、キャンピングカーはアウトドアレジャー用品でありながら、いざというときには家族の居場所を確保する非常用の避難所としても考えているので、もしFFヒーターが動かせないときにも体温を確保できるように、耐寒性の高いシュラフを用意しています。

そのひとつがキャプテンスタッグの「フォルス スリーピングバッグ 3」(実勢価格11,000円前後)です。快適温度:約−3度、使用限界温度:約−9度のシュラフは、北海道の真冬の屋外といった特殊な環境でなければ、かなり寒さのなかでも眠ることができます。

また、体温の確保という意味では便利なシュラフですが、洗濯などの手間がかかりますし、もしニオイがしたらどうしようという心配もあるので、友人などと出かけるときにはインナーシュラフシーツを洗濯した状態で用意します。

現在使っているのは同じキャプテンスタッグの「サーモライト インナーシュラフシーツ」(実勢価格5,000円前後)。普段、自分がシュラフを使うときにも使うようにしているので、来客時にシュラフの汚れやニオイをかなり低減できると感じています。精神衛生上も快適です。

サーモライト インナーシュラフシーツ

・公式サイトは、こちら
・Amazonは、こちら

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