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金曜夜の羽田発で行く【冬の北海道モデルコース#1】新千歳空港からラーメン山岡家、そして「タンチョウ撮影の聖地」へ

【1日目】新千歳空港:スタートから30分以上の遅れで、ラーメン山岡家へ

多くの店舗が24時間営業だという山岡家。北海道ではありがたい存在です

金曜日に仕事が終わった後、羽田から飛行機に乗り、21時半に新千歳空港に到着する予定であった友人は飛行機が遅れて、22時過ぎにやってきました。新千歳空港のレストラン街も閉まっているので、まずは「北海道といえばラーメンでしょ」のノリで「ラーメン山岡家 千歳店」へ。こういうときに24時間営業は心強いわけです。

ちなみに「ラーメン山岡家」の本社は札幌市、すっかり道民に定着しており、札幌ラーメンだと思っている人も多いようですが、発祥の地は茨城県牛久市となっています。厳密には北海道のラーメンではないのでしょうが、すでに北海道のラーメンを語るうえで欠かせない存在といえます。

というよりも、北海道では大都市圏以外で22時過ぎに食べられるものの選択肢は少ないのです。そんなときに「ラーメン山岡家」はありがたい存在といえます。

当初の目的の「ジュエリーアイス」が上がっておらず、いきなりの目的地変更

豊頃町大津海岸の「ジュエリーアイス」
写真は筆者が数年前に撮影したものです

友人と合流したら、道東自動車道(以下 道東道)を使って約3時間でおおよそ220kmを走り、豊頃町大津海岸で「ジュエリーアイス」を撮影する予定だった筆者たち。しかし「ジュエリーアイス通信」といったジュエリーアイスの出現情報サイトなどをみても(2023年1月27日時点で)ジュエリーアイスは見ることのできない状態でした。

ジュエリーアイスとは、凍結した十勝川表面の氷が海に流され、この氷が波に洗われたものが十勝川河口付近の豊頃町大津海岸に打ち上げられた物です。この大津海岸が東向きの海岸のあるため、打ち上げられたジュエリーアイスが朝日に照らされる時間帯がもっとも幻想的なピークタイムとなります。

夜明けはだいたい7時前なので、これに間に合うように現地に到着。余裕があるようなら、豊頃町のもうひとつの観光名所であるハルニレの木に寄って、星空をバックに撮影を行う予定でした。しかし、肝心のジュエリーアイスはまったく打ち上げられていない状況です。

ジュエリーアイスはパスして、阿寒町・鶴居村の「タンチョウ」へ

今回の旅行で使用したキャンピングカー「Yosemite(ヨセミテ)」
4WDディーゼルターボと冬の北海道でも頼もしい仕様です

友人とも相談の結果、今回はジュエリーアイスはパスして、その次の日に夜明けにシーンをねらう予定であった鶴居村の音羽橋まで一気に移動することにしました。道東道を使って、約4時間の移動です。

問題点は「ラーメン山岡家」で食事をするなどしているうちに、時刻が余裕で23時をまわっていたこと。現地到着は3時過ぎの予定になります。筆者は深夜の運転になることを考えて、昼寝をしておいたので問題ありませんでしたが、夜の雪道運転になるので、十分な注意が必要です。

夜中の移動なら、ガソリン補給を忘れずに!

また、夜中に新千歳空港などからクルマで道東方面に向かうなら、千歳市にある24時間営業のガソリンスタンド「コスモ石油 千歳空港SS」で満タンにすることをおすすめします。釧路や帯広といった都市圏でもない限り道東に24時間営業のガソリンスタンドはないと考えて間違いありません。真冬の道東でのガス欠は命に関わるトラブルにまでなりかねません。

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