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【ちょっと変わった和歌山観光】自然が造り上げた奇岩と道の駅を巡る「和歌山旅モデルコース」

奇岩と道の駅を巡るモデルコース

奇岩と道の駅を巡るコースとして、なるべく一筆書きで回ることができるルートをご紹介します。南紀白浜空港を出発地にして、道中に道の駅を4駅巡って、さらに本州最南端の岬を見て白浜へと戻るルートがこちらです。

A 南紀白浜空港から紀勢自動車道の無料区間を経由
↓車で約1時間(県道39→R371)
B 古座川の一枚岩。道の駅「一枚岩」
↓約20分(R371→県道38→県道43)
C 道の駅「滝之拝太郎」
↓約25分(県道43→県道38→県道227)
D 道の駅「虫喰岩」
↓約15分(県道227→県道38→R42)
E 道の駅「くしもと橋杭岩」
↓約15分(R42→県道40)
F 本州最南端の岬「潮岬(しおのみさき)」

道の駅「一枚岩 モノリス」

「古座川の一枚岩」の目の前にある道の駅。川の対岸には、高さ100m、幅500mの巨大な一枚岩が目の前にそびえ立っていて、その大きさに圧倒されること間違いなし。写真を撮ろうにもフレームに収まりきらないほど! まさに巨大な岩壁です。

道の駅にはキャンプ場が併設しており、巨大な一枚岩を眺めながら河原でキャンプを楽しむこともできます。

屋内にあるカフェのカウンター席からも、一枚岩を眺めることができます。カフェでは古座川のジビエや柚子などを使ったメニューを味わえ、人気の品は「ジビエバーガー」だそう。一枚岩を正面に眺めながら、ゆっくりと食事を楽しむのもおすすめです。

古座川には「一枚岩の守り犬」の民話があって、毎年4月と8月の数日間だけ、夕日を受けて守り犬の影が一枚岩に現れるそうです。しかも、影が浮かびあがる時間は約15分間だけなんだそう。タイミングが合えば貴重な体験もぜひ!

道の駅「一枚岩 モノリス」

・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/wakayama/ichimaiiwa/

道の駅「滝之拝太郎」

道の駅「一枚岩」から約25分。山道を少し進んだ山の中にポツンとある道の駅です。道の駅に到着して驚くのが、実はこの駅、売店や食堂が何もないんです。あるのは情報コーナーと物産販売スペース、自動販売機と東屋くらい。あとは広い駐車場のみ。

物産販売は土・日・祝日の11時~15時のみの営業となっていて、地元産の野菜や民話上の登場人物「滝之拝太郎」のゆるキャラグッズを販売しています。

そんな道の駅の一番の見どころは「滝の拝」。道の駅にバイクや車を止めて、歩いて2分ほど。古座川の支流・小川に架かる橋の上から見ることができます。

名勝・滝の拝では、たくさんの穴が開いた岩の川床と、岩盤の間から流れる落差約8mの滝を見ることができます。川原は約200mにわたって、円形や、船底型、溝形、壷型などの大小さまざまな形の穴が無数に開いています。この穴はポットホールと呼ばれ、くぼみに入った小石が水流で回転し、岩が削られてできたものなんです。一面が穴だらけという珍しい景観です。

道路脇の階段を降りると、川床に行くことができます。濡れていると滑るのと、デコボコしていて歩きにくいので、降りられる方は注意が必要です。

夏には鮎のトントン釣りや、ボウズハゼ、ヨシノボリの滝登りも見ることができるそうです。長い年月をかけて造られた奇形の岩穴と渓流瀑の景色を楽しめるスポットとなっています。

道の駅「滝之拝太郎」

・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/wakayama/post_827/

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