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短いけど大事な路線! 長野県を南から北へ結ぶ、県内観光に便利な「長野自動車道」の特徴と概要

長野自動車道なのに長野市をほとんど通らない

「長野IC」は上信越道のインターとなります

まず長野道の特徴であがるのが、長野自動車道という名称ながら、長野県の県庁所在地で長野県最大の都市である長野市を通るエリアがごくわずかという点です。

実は、こちらの点は私が子供の頃、親の運転で長野道を何回か通った際に、「長野道なのに長野ICがない」と率直な疑問を感じた部分でもありました。

長野市は、長野道の終点である千曲市より北側にあり、長野市には「長野IC」や「須坂長野東IC」がありますが、2つのインターとも上信越道のインターとして運用されています。

長野県のほぼ中央部を通っていることもあり、長野県からとって名付けられているという意味合いにも感じることができますが、別の高速道路のインターとして運用されているケースはなかなか珍しいのも事実です。

長野道や長野県になじみのない方は、長野市=長野IC=長野道とイメージするかもしれませんが、あくまで長野ICは上信越道のインターですので、ご利用の際はお間違えのないようにおねがいします。

長野県を南から北へ、さらには首都圏や中京圏から北陸圏・日本海側へとつなぐ重要な路線

©GoogleEarth

長野道は、長野県のほぼ中央部に位置して長野県を南北に通る高速道路です。長野県は日本で4番目に面積の大きい都道府県で、南北に広い県でもあります。

そのため、県内の移動にも距離があるところが多く、たとえば長野市から長野県南部で最大の都市となる飯田市までは約165kmあり、これは東名高速道路の起点「東京IC」から静岡県静岡市の「静岡IC」の少し先くらいまでと同じ距離間となります。

長野道は、そんな距離があり移動に一苦労する南北の移動に大変重宝されています。長野道を利用するのとしないのでは、所要時間に大きな違いがでてきます。

また、長野道は起点が中央道と終点が上信越道とつながっていることから、さまざまな地域と地域を結ぶ重要な路線にもなっています。

具体的には・・・

  • 首都圏~北陸圏
  • 中京圏~新潟・上越方面
  • 静岡県・山梨県~日本海側

などがあげられ、さらに広い観点でみると関西圏・中京圏~北関東・東北地方も、中央道~長野道~上信越道~北関東自動車道を利用することにより、スムーズな移動が可能となっています。

長野道は、長野県内のみ通っている高速道路ではありますが、中央道や上信越道をはじめとした他の高速道路との接続によって、広大なネットワークを要する高速道路として、長野県以外の方にも利用され、日々たくさんの方の交通を支えているのです。

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