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ファミリー層に中古のキャンピングカーをオススメしたい3つの理由と買って後悔しないためのチェックポイント

中古のキャンピングカーを購入する際の6つのチェックポイント

ここからは、中古のキャンピングカーを購入しても後悔しないためのチェックポイントを6つご紹介します。

ポイント①運転できる車種で、駐車スペースを確保できるサイズか

車体が大きなキャンピングカーを購入する場合、ご自身の免許で運転できるか事前に確認しておく必要があります。

普通免許のみをお持ちの方は、気になったキャンピングカーが「車両総重量が3.5t未満で、乗車定員10人以下(※)」であるかを確認しておきましょう。
※平成29年3月12日以降に普通免許を取得した方

また、せっかく購入しても「自宅の駐車場に停められなかった」と後から悩まなくてもいいように、ご自宅の駐車スペースに停められるサイズなのか、駐車の度に車庫入れに苦労しないか事前に確認しておく必要があります。

↓ 普通車で運転できるキャンピングカーについては、こちらをチェック! ↓
購入前に知っておきたいキャンピングカーのお金事情

ポイント②使用目的や家族構成に合った車種か

キャンピングカーはキャブコン以外にもバスコンやバンコン、フルコン、軽キャンパーなど様々な種類のモデルが存在します。

キャンピングカーによって乗車定数や就寝定数が定められているので、その定数を越えないように、使用目的や家族構成に合った車種を選ぶようにしましょう。

ポイント③年式や走行距離、整備記録を確認する

中古車を購入する際、「年式が新しいから大丈夫!」ということはありません。大切なのは年式と走行距離、そして整備記録の3点を見比べることです。

アウトドアや車旅を楽しむためのキャンピングカーは、年式が新しくても走行距離が長くなっているケースも見受けられます。

もし過走行しすぎているにも関わらず、定期的な点検や整備を行っていなければ、購入後に多額の整備費用を支払わなくてはいけない可能性もあるので注意が必要ですよ。

ポイント④必要な装備が設置され、購入後問題なく使用できるか

キャンピングカーに必要な設備は、エアコンや電子レンジ、トイレなど使用する方によって異なります。そこで、まずはご自身がどんな設備が欲しいのかを、購入後の生活をイメージしながら考えておくことが大切です。

もし希望した設備が中古車に付いていなければ、後付け可能なケースもありますが、その場合は装備や改造ができるのか事前に確認しておかなければいけません。また、全ての設備や電化製品などが問題なく使用できるかも事前に確かめておきましょう。

特に架装部分で注意して観察して欲しいのが、雨漏りと水回りの点検です。もし天井や窓の周囲、キッチンの下などに雨漏りの跡のようなシミがあれば、シートや床、家具が腐食している可能性もあり、その場合は大がかりな修理と追加費用が必要になります。

購入してからメンテナンス費用が膨大にならないためにも、ご自身の目でもきちんとベース車両や居住空間の確認を行ってくださいね。

ポイント⑤予算に見合っているか

キャンピングカーを購入する前に、「本体価格の予算」を事前に決めておくことも大切なポイントです。

特にキャンピングカーの場合、中古車でも10年払いのローンを組むことが可能なので、つい予算オーバーの車種に手を伸ばしてしまうかもしれません。しかし、車を購入すれば維持費も支払っていかなければなりません。

例えば我が家の総額450万円のキャンピングカーを金利2.0%の120回払いのフルローンで購入していれば、月々の支払いは約4万円程度。我が家の場合、メンテナンスや車検費用、税金、保険、ガソリン代なども含めた、キャンピングカーにかかる維持費は年間で42万円程ですが、これにフルローンを合わせてしまうと年間約90万円必要になります。

せっかくキャンピングカーを購入しても「支払っていけない」と後から後悔しないように、維持費やローンを組む予定の方は金利なども含めて事前にしっかりシミュレーションしておくことをオススメします。

ポイント⑥購入後のアフターサポートが受けられるか

キャンピングカーは、ベース車両に家具や家電、精密機器などを搭載した特殊車両です。そのため万が一車に不具合がみられたとしても、一般的な自動車の修理工場では対応してもらえないケースが大半を占めます。

そのため中古車を購入する際は、メンテナンスや車検だけでなく、キャンピングカーの架装部の修理に対応できるかなども十分に確認しておくことが大切です。

自分に合ったキャンピングカーを見つけて、楽しい車旅を!

購入当時は15,000kmだった我が家のライトキャブコンも、今では55,000kmに。子供2人に愛犬3匹という我が家の旅のスタイルにキャンピングカーはピッタリなので、まだまだ走ってもらって一緒に旅をしていくつもりです。

中古車と聞くと抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、前のオーナーが丁寧にキャンピングカーを使用していれば、新車よりも好条件かつ割安で購入できるケースもあります。ただ、人気が高くすぐに売り切れてしまう可能性があるので、中古のキャンピングカーを購入検討している方は定期的に販売店やキャンピングカーショーなどに出向くこともオススメです。

また、「キャンピングカーには興味があるけど、使用頻度は少ないし費用も心配」という方は、まずレンタルやカーシェアなどを利用する方法もあります。ぜひ皆さんもご自身に合ったキャンピングカーを見つけて、家族と一緒に素敵な車旅を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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