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最近多くないですか? 各地で行われる高速道路のリニューアル工事の注意点とその対策

近年、高速道路のリニューアル工事が各地で実施され、私たちの高速道路利用に影響が出てくるようになりました。また、リニューアル工事という言葉をよく耳にするようにもなっていませんか?

リニューアル工事は、主に東名高速道路(以下 東名)や中央自動車道(以下 中央道)のような主要路線で行われ、1〜2週間の期間で集中的に実施されるものもあれば、1年や長いと5年くらいの期間で長期的かつ計画的に実施されるものもあります。

リニューアル工事について、どのように行われるのか。そもそもなぜ行われるのかを知らないと、リニューアル工事に対して悪いイメージを持ってしまい、せっかくの高速道路走行時も、満喫して利用できなくなるかもしれません。

今回は高速道路のリニューアル工事について、いろいろとお話ししていきます。リニューアル工事についての知識を深めて、より上手に高速道路を利用しましょう。

そもそも、なぜリニューアル工事をするの?

まずは高速道路でリニューアル工事が実施される理由についてです。リニューアル工事を行うワケを知らないと、先ほどもお話ししたとおり、ストレスを感じてただ腹が立ったりしたりと、精神的にダメージを負うだけになってしまいます。

リニューアル工事は、これから先10年20年、はたまた100年と高速道路を現在と同じように利用できるようにするために行われています。まさに高速道路を未来へつないでいくための施策になります。

高速道路は日本で初めて開通した名神高速道路の初区間開通が1963年7月で、全線開通が1965年7月。その次に全線開通した東名が1968年4月初区間開通の1969年5月全線開通と、すでに半世紀以上が経過しました。

その他の中央道や東北自動車道、中国自動車道などの各地方の主要路線も、1970年代や80年代に開通しており、かなりの年数が経っています。その間、多くの方が高速道路を利用してきたこともあり、高速道路は路面や施設の至るところで老朽化が進んでおります。

リニューアル工事は、そんな路面や施設の修繕・補修のために実施されます。これからも安全に安心して高速道路を利用するためのリニューアル工事ですので、工事にはぜひ理解と協力をしましょう。

リニューアル工事の注意点。ネットやテレビで工事の情報を仕入れる

東名のリニューアル工事実施の情報を掲載している横断幕

リニューアル工事は、全国的に近年増えていることから、かなり早い段階から実施区間と期間が発表されます。リニューアル工事については、いつどこで行われるのかを早めに情報として仕入れることが大事です。

リニューアル工事の情報は、NEXCO各社のホームページに記載される他、近年はテレビのコマーシャルで放送されることもあります。そのため、テレビ番組をみていた時に、ふとリニューアル工事の実施を知るなんてこともあります。

その他、高速道路上に設置されている電光掲示板やサービスエリアに掲載されているポスターなど、高速道路を利用している際に情報を仕入れることもできます。リニューアル工事の情報を早めに取り入れて、早めに運行計画や対策をすることが、つねに快適で楽しい高速道路の走行につながりますので、心がけてみましょう。

リニューアル工事中は予想以上の渋滞が起きる

リニューアル工事期間中に気をつけてなくてはいけないのが、予想以上の渋滞が発生することです。

リニューアル工事の際は、工事区間で通常ではほとんど起きない規模の渋滞が発生します。リニューアル工事区間では、次のインターまで行くのに1時間以上かかることもあり、全ての渋滞を抜けるのに途方もない時間を費やさなければならないこともあります。

さらに、リニューアル工事区間の手前の区間にも影響を及ぼすことがあり、たとえば東名なら接続している首都高3号渋谷線、中央道なら首都高4号新宿線にまで影響することもあり、広範囲に影響がでます。平日は、いつもどおりの通勤時間帯による自然渋滞がありますので、これにリニューアル工事の渋滞が加わるとなると、想像しただけでも大規模な渋滞になることは予想できます。

また自分が走行している路線がリニューアル工事している路線でなくても、影響が広がってきて渋滞する可能性がありますので、こまめに渋滞情報を確認することも大切です。

↓ 渋滞時に走行車線を選択するコツ ↓

リニューアル工事中はなるべく工事区間を通らない

東名がリニューアル工事中の際は、国道246号線を迂回するのも1つの方法

リニューアル工事中はとにかく渋滞がひどくなります。これはしかたないことなので、なるべくなら工事区間やその手前の区間を通らないようにしましょう。たとえば、首都圏の東名なら一般道の国道1号線国道246号線を利用したり、中央道や首都高などの他路線を利用したりして、迂回すると工事渋滞のなかを走行するよりは所要時間を短縮できることがあります。

ただ高速道路を迂回すると、その分高速料金が高くなってしまうという不安がありますが、それについては最近はリニューアル工事中は他路線へ迂回した場合も、迂回しなかった場合と同料金にやるような、特別な措置もとられています。また、リニューアル工事中の区間を走行するのと迂回ルートを走行するのでの所要時間の違いも、ところどころで表示されるようになりました。

ネットやテレビでリニューアル工事の案内がある際は、迂回ルートの案内も一緒にしてくれますが、それだけでは不十分なケースも多いため、自分でいくつかルートの候補を考えることも、所要時間短縮のためには必要なことです。

雨天時は工事期間中でも工事が中止になることが

高速道路のリニューアル工事には意外な点も存在します。これを知っていると、状況によってはリニューアル工事の期間中でも、通常どおりの所要時間で高速道路を走行することができます。

というのも、雨など悪天候の場合は工事が中止・延期となるため、リニューアル工事が実施されないことがあります。工事がないので、道路も通常どおり使用できるため、車の流れが寸断されることがないのです。

ただし、雨天でも降水量によってはリニューアル工事を実施することもありますので、まさに状況によりけりになります。このあたりは中止になる基準というものが正確にないので、非常に難しいところです。

リニューアル工事が中止かどうかを調べるには、渋滞情報やNEXCOホームページなどからリニューアル工事情報を調べるのが一番の方法といえます。それに合わせて、走行するルートも柔軟に決めるようにしましょう。

リニューアル工事と上手に付き合っていくには

高速道路のリニューアル工事は、これからも高速道路を安心して利用していくためになくてはならないものです。まずは、高速道路を利用する私たちがそのことを理解して、それに対応していく必要があります。

当然ながら、月日が経つにつれて既存の高速道路はどんどん老朽化が進んでいくので、その分リニューアル工事の回数や期間は増えます。そのことを念頭においておくことも大切です。

まずは、いかに早めにリニューアル工事の情報を入手するか、そしてリニューアル工事期間中はどのルートを走行するか、あるいは交通量の多い時間帯を避けて高速道路を利用するのも有効な手段です。

とにかく、高速道路を利用する私たち1人1人が工夫することにより、リニューアル工事も順調に行うことができますし、これからも高速道路を安全に利用することができるのです。

■著者プロフィール、この著者のこれまでの記事は:https://www.mobilitystory.com/article/author/000017/

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