公開日: 2023/02/11
筆者はレンズ作例の撮影などでもよく函館西部地区を散策します。早朝に函館山の朝日を撮影して、函館市元町観光駐車場にクルマを止めて、カメラ片手に周辺を歩き回ることが多いのです。
函館ハリストス正教会、カトリック元町教会、和洋折衷の町家、旧イギリス領事館、さらにはベイエリアの金森赤レンガ倉庫など、さすがに古くからの観光地だけあって、見どころも充実しています。ソフトクリームなどの食べ歩き系スナックの店舗も数多くあり、ラッキーピエロややきとり弁当のハセガワストアもあるので、散策のついでにチャレンジするのもありでしょう。
そんな見どころ満載の函館西部地区で、筆者のイチオシは旧函館区公会堂です。1910年に建設された公会堂は保存修理工事が終了し、2021年4月26日にリニューアルオープンしたばかり。当時の趣が残る内装などが楽しめます。
そして、この旧函館区公会堂には「函館ハイカラ衣装館」があり、明治の昔をイメージしたコスプレ体験が可能、しかもその衣装のまま館内で周遊・撮影ができるといいます。キッズ衣装の用意もあり、子どもなら30分1,500円〜とリーズナブル(詳細は:https://hakodate-kokaido.jp/2022/12/28/dress/)。女性だけでなく男性用の衣装もあるので、一度挑戦してみてはどうでしょうか。
札幌から函館、函館から札幌に向かう際の高速道路なら道央自動車道、下道ならば国道5号線、この両方を使用するための道沿いにある道の駅「なないろ・ななえ」。函館市街地に道の駅がないこともあり、道南クルマ旅の重要拠点といえるでしょう。
実際、駐車場は全体で約180台分が用意され、道ゆきの「2021年度 地方別 道の駅チェックインランキング」で「北海道 第1位」にもなっています。
2018年オープンと比較的新しい施設のため、トイレなどもとても清潔です。交通量の多い国道5号線に面していますが、駐車場が広いので駐車位置に注意すれば、仮眠時に走行音に悩まされることも少ないでしょう。注意したいのは、大型車用の駐車スペースの近くはクルマの出入りが多く、アイドリングのエンジン音も大きめなので、こちらからも離れた位置に駐車したほうがゆっくりと仮眠できると思います。
規模・施設・立地条件などを含め、まさに道南クルマ旅の要所といえる道の駅です。
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