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"絶景だけ"を目的に訪れても満足できる道の駅【北海道・東北の北日本編】

道の駅からの海の眺めはピカイチ「上ノ国もんじゅ」【北海道】

「上ノ国もんじゅ」は、北海道道南エリアの上ノ国町にある道の駅で、海岸線を通る国道228号沿いにあります。海に面した高台に立地しており、日本海の眺めを楽しむことができます。

海に面した道の駅は数多くありますが、なかでもこの道の駅からの海の眺めはピカイチ。海の青い色がとてもきれいなんです。その美しい景観から、北海道ウォーカーの絶景感動部門の金賞を受賞した経歴もあるそうです。

施設2階にあるレストランでは、日本海を一望しながら食事ができます。横19m、高さ2.7mのガラス窓からは日本海のパノラマビューを楽しめ、晴れの日には奥尻島も見ることができます。

夏の夕日は特に絶景で、水平線に沈む夕日は言葉ならないほどの美しさです。冬には荒波の日本海を見ることができ、四季を通じて海の景観を楽しむことができます。

高台からの眺めも抜群ですが、間近に見る海も格別です。建物の裏にある遊歩道を歩いて行くと、崖下へと続く階段があり、海面近くまで行くことができます。間近で見る海はとても澄んでいて、真っ青。道の駅へ立ち寄った際には、高台からの眺めだけでなく、散策がおすすめです。

レストランでは、特産の「てっくい」の漬け丼や、天丼を味わえます。てっくいとは大きなヒラメのことで、この地域での呼び方。漁師の手を食べるほど大きな口と鋭い歯をしていたことから「手食い」→「てっくい」と呼ぶようになったそうです。

道の駅「上ノ国もんじゅ」(北海道)

・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/donan/kaminokuni_monju/
・公式HP:https://www.kaminokuni.com/

リアル銀河鉄道! 日本夜景遺産にも認定された絶景「みやもり」【岩手】

「みやもり」は岩手県遠野市にある道の駅で、岩手県内陸部と沿岸部を結ぶ国道283号の中間の宮守町に位置しています。

道の駅のそばを流れる宮守川に架かる宮守川橋梁は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモデルになったと言われている橋で、JR釜石線の鉄道橋です。特徴的な橋の形から「めがね橋」の愛称で呼ばれており、道の駅から歩いて見に行くことができます。

めがね橋は、昭和18年9月に造られた長さ107.3m、高さ17.8mの橋で、20m間隔で5連アーチが並んでいます。JR釜石線を走る「SL銀河」の運行日には、多くの鉄道ファンや見物客が訪れる人気のスポットとなっています。めがね橋を走るSLは、まさにリアル銀河鉄道!

また通年で、日没から22時までライトアップが行われており、2020年には日本夜景遺産(ライトアップ夜景遺産)に認定されました。2009年には恋人の聖地としても認定されており、宮守町を代表する観光名所となっています。

道の駅はホームセンターや直売所と一体化した複合施設となっており、図書館の「宮守ゆうYOUソフト館」では、宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」に関連した展示コーナーや演出が行われており、宮沢賢治の世界を楽しめます。

なお残念なことに、SL銀河は旅客車(キハ 141 系)の老朽化に伴い、2023 年春で運行が終了することが決まっています。めがね橋を走るSLの姿を見ることができるのはあと僅かとなっています。

道の駅「みやもり」(岩手県)

・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/iwate/post_168/

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