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高速道路を途中でおりても追加料金がかからない! ETC 2.0で一時退出・再進入しても同じ料金で立ち寄れる「関東の道の駅」

高速道路を途中で降りて道の駅に立ち寄って、その後追加料金が発生せず高速道路に再進入できる取り組みが行われていることをご存じでしょうか。この取り組みは、「賢い料金」社会実験と呼ばれていて、目的地途中の道の駅利用のために高速道路を一時退出し、その後再進入しても初乗り料金がかからず、高速道路を降りずに利用した場合と同じ料金で引き続き利用できるというもの。

現在(2022年5月18日時点)で、全国で23箇所(※注)の道の駅が「賢い料金」社会実験対象の道の駅となっていて、車旅の休憩としての利用はもちろん、目的地に行く前に道の駅でその土地の名物や特産品等を購入することもできるというお得なサービスです。

本記事では、記事公開時点で「賢い料金」社会実験の対象となっている23の道の駅の中から、茨城県、群馬県、千葉県、山梨県の関東エリアの道の駅をご紹介します。高速道路を途中で降りても追加料金がかからずに再進入できますので、近郊へ観光や旅行で訪れる際の休憩スポット、立ち寄り地の一つとして活用ください。
(※注:開始時期は未定なものの、新たに6駅が追加予定となっています)

「賢い料金」社会実験とは…?

「賢い料金」社会実験とは、高速道路を途中で降りても追加料金が発生せず、再進入が可能な取り組みのこと。対象となるのはETC 2.0車載器を搭載した車のみです。

この「賢い料金」社会実験の取り組み、なぜ始まったかと言うと日本の高速道路のとある100区間が抱えている問題を解決するため。その問題というのは、高速道路を走行する際に大切な休憩施設、その休憩ポイント同士の間隔が約25km以上離れてしまっている空白区間の存在です。

NEXCO東日本が運営するドライブサポートサイト「ドラぷら」によると、安心・安全に高速道路を利用するために休憩ポイントとして利用できるサービスエリア(SA)/パーキングエリア(PA)の間隔は、

  • PAで、だいたい15km間隔に1カ所
  • SAは、だいたい50km間隔に1カ所

に設置することを、高速道路を建設する際の目安にしているそうです。

「賢い料金」社会実験は、約25km以上離れてしまっている区間を半減することを目的に、全国で23箇所(2022年5月18日時点)の道の駅を休憩スポットとして活用してもらうために行われています。

なお、高速道路を一時退出可能な時間が設定されていて、もともとは1時間だったものの「一時退出可能な時間が短く十分に休憩できない」という声を受け、令和2年3月からは約3時間に延長(※注)されています。
(※注:追加予定の6箇所の道の駅を含む全国29箇所の一時退出可能時間は、令和4年7月1日(金)0時より3時間から2時間に変更になります。)


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