公開日: 2023/07/14
キャンピングカーは魅力的だけど、「サイズが大きいから普段使いもしやすい車の方が…」という考えの方、多くいるのではないでしょうか。
トヨタのカムロード等のようなトラックをベースにしたキャブコンタイプのキャンピングカーや、ハイエース等のワンボックスカーをベースにしたバンコンタイプのキャンピングカーは、十分な居住スペースを確保されているため、旅先で動く家と言われる所以を存分に感じられることができます。
ただ、そのサイズの大きさから、クルマ旅以外で使うとなると高さ制限のある駐車場に停めることができず、都心部では駐車スペースを見つけることが大変だったり、運転が乗用車よりも大変でちょっとした買い物にも苦労するため、普段使い用の車と2台持ちになっている。また、送迎やドライブには使いづらいから、普段使いもしやすいキャンピングカーを探しているという方も多くいるのではないでしょうか。
この記事では、2023年7月に開催された東京キャンピングカーショー2023で見つけた、普段使いもしやすいファミリーに人気のミニバンタイプの車をベースにしたキャンピングカーをご紹介します。
まずご紹介するミニバンベースのキャンピングカーは、三菱自動車の「デリカ D:5」をベースにしたキャンピングカーです。KWORKS(ケイワークス)の製造で、車両名は「D:5 CRUISE(クルーズ)」。掲載車両はJAOS(ジャオス)とのコラボレーションモデルのCamper Editionです。
ボディサイズは、全長4,800 × 全幅1,795 × 全高1,875(mm)と通常のデリカ D:5とほとんど変わりません。
2列目シートが可変式の二つ折りシートとなっていて、3列目シートとセンターテーブルを囲んで家族団らんの時間を持つことができます。
テーブルを収納すればフルフラットな就寝スペースを確保することができ、掲載車両はオプションのポップルーフ搭載モデルで就寝定員を4名まで増やすことが可能になっています。
エアコンやシンクは標準装備となっているので、旅先でも快適に車中泊をすることができます。運転席等の1列目シートはオプションで回転式のシートにすることも可能で、室内空間を広くすることができます。
デリカの走行性能そのままに快適なクルマ旅に出れる車中泊仕様にカスタムしたD:5 CRUISE Camper Edition。オプションを搭載した掲載車両の参考価格は8,266,500円(税込)となっています。