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【予算10万円以内】1,000Whでわずか8.5kgのポータブル電源。「EBL ポータブル電源 1000」をクルマ旅に持ち込むと電気の心配が劇的に減少した

「EBL ポータブル電源 1000」と「EBL ソーラーパネル 100W 20V」のスペック

大容量・コンパクトで基本性能をしっかりおさえた「EBL ポータブル電源 1000」
リーズナブルな価格も魅力です

極端に言ってしまうと、筆者にとってポータブル電源選びで重要なポイントは、「約1,000Whクラスの大容量」、そして「純正ソーラーパネル込みで10万円以下という予算内に収まること」でした。3つ目の条件は「USB Type-Cのコネクタがあり、PD60W以上に対応していること」です。

筆者は出先で原稿を書くときなどはMacBookを使っているので、このノートパソコンにACアダプター経由ではなく、直接DC(直流)で電気を供給するためにUSB Type-C PD60Wは比較的重要な条件でした。「EBL ポータブル電源 1000」は電気容量が270,000mAh/999Whと大容量ながら、本体サイズは約290×202×202mmで約8.5kgと軽量でコンパクト。実際にハンドルを以て持ち歩いても、かなり取り回しやすいサイズと重さになっています。

また電源出力はAC出力(家庭用コンセント)が2つ(110V±10%/60Hz)、DC出力が2つ(14V/8A)、USB Type-Aが3つ(QC3.0/18W)、USB Type-Cが1つ(PD60W)、シガーソケット出力が1つ(14V/8A)、さらに本体上部に10Wのワイヤレス充電器を搭載しています。最大で同時に10台のデバイスに給電が可能です。

筆者は同時にすべてのコネクタを使ったことはありませんが、十分以上といえるでしょう。本体上部にはLEDライトも搭載しています。

充電は、AC電源、シガーソケット、ソーラー充電の3種類に対応

「EBL ポータブル電源 1000」の純正ソーラーパネルとなる「EBL ソーラーパネル 100W 20V」
こちらもセットで用意しておきたいところです

充電に関しては、家庭用コンセント(AC電源)、シガーソケット、ソーラー充電の3種類に対応。家庭用コンセントでは約7〜8時間で、シガーソケットでは約10〜12時間、ソーラー充電では天候など環境条件によって異なりますが、約7時間でフル充電が可能になっています。

残念ながら、最近流行のクイックチャージといった機能はありません。筆者は、この点も分かっていて導入しましたし、実際の使用でも不満は感じていません。このあたりは後述の実際に使ってみた様子で解説します。

また、災害時の再充電などを考えると大容量ポータブル電源においては、必須とも言えるソーラーパネルは純正の「EBL ソーラーパネル 100W 20V」が用意されています。すでに解説したとおり「EBL ポータブル電源 1000」をフル充電するためには天候など環境にもよりますが、7時間ほどが必要です。

2枚の単結晶シリコンソーラーパネルで構成されるという「EBL ソーラーパネル 100W 20V」は折りたたみが可能で折りたたみ時サイズは約536×640mm、発電などを行うために展開した状態でも約1284×536mmと比較的扱いやすいサイズで、重量も約4.6kgと軽量です。

またDC5521、DC5525、DC7909/8、DC3515、アンダーソンコネクタが付属しているので「EBL ポータブル電源 1000」以外のポータブル電源などへも充電が可能だといいます。この「EBL ポータブル電源 1000」と「EBL ソーラーパネル 100W 20V」を実際にキャンピングカーに持ち込んで使い勝手を検証しました。

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