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道の駅鉄!? SLや北海道新幹線に鉄道駅併設等、電車好きも楽しめる道の駅巡り

鉄道が楽しめるオススメの道の駅①:2つの日本最北の駅である「わっかない」

日本最北の道の駅には、同じく日本最北の鉄道駅、JR北海道宗谷本線「稚内駅」が併設しています。そんな2つの最北をもつ駅は、外観は鉄道駅という感じで道の駅らしさはやや薄めとなっています。

入場券を買って稚内駅のホームへ行くこともできますが、駅舎内のガラス窓からホームと、線路の終点を見ることができます。建物の正面広場には、線路の終わりを示す黄色の車止めと、日本最北端の線路の碑が設置されています。駅舎内のホームから続いて伸びている線路の端がこことなっています。

道の駅にはバスターミナルが併設しており、建物内には食事処や立ち食いそば、カフェや売店、コンビニなどが入っています。さらに2階には映画館もある複合施設となっています。

ちなみに札幌から列車で向かう場合、特急宗谷利用で11,090円、5時間10分で行くことができます。

道の駅「わっかない」

・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/dohoku/wakkanai/

鉄道が楽しめるオススメの道の駅②:鉄道ファンの聖地?「あびらD51ステーション」 

日本を代表するSLのD51、通称「デゴイチ」。あびらD51ステーションには鉄道資料館が併設しており、蒸気機関車のD51が保存されています。資料館は入場無料で自由に見学することができます。

なぜこの道の駅にD51が保存されているかというと、北海道で炭鉱産業が盛んだった頃、SLを使って夕張から石炭を運んでいました。安平町の追分地区には鉄道の機関区があったので要衝として発展し、国内で最後までSLが活躍したのがこの安平町追分地区だったそうです。そのため、国鉄SL最期の地として、ここにSLが保存されることになったそうです。

資料館に展示されるD51はピカピカで、国内屈指の保存状態の良さです。そのD51を間近でじっくり見ることができます。SLだけでなく、車両の側面に取り付けられていた列車行先案内表示板、追分駅の看板、SLのナンバープレートや、町の歴史を紹介する追分の鉄道史パネル、ユニフォームなどの鉄道関連資料も展示されており、見どころ満載です。

道の駅の建物は駅舎をイメージした明るい造りで、資料館入り口は改札口、その手前のレガシーギャラリーは駅待合室になっています。屋外には、昔、道内を走っていた特急列車のキハ183系が保存されており、公開日は客室の中に入ることができます。

冬季間の11月1日〜3月31日は、鉄道資料館は土日祝日のみの開館となり、平日はガラス越しの展示となります。キハ183系も冬期間は養生のため展示はお休みとなっています。

道の駅「あびらD51ステーション」

・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/douo/post_123/
・公式HP:https://d51-station.com/

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