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【旅費比較も】愛犬家にこそオススメしたい犬連れ車中泊旅。お得に愛犬と旅を楽しめます

コロナによる規制が少しずつ緩和され始めた現在、そろそろロケーションの良い風景や美味しいご当地グルメなどを求めて「少し遠出をしてみたいな…」と思っている方も多いと思います。しかし愛犬がいる場合は何かと周囲に気を遣い、普段の旅行より疲れが溜まってしまったり、ホテルや旅館なども宿泊費用が割高となるので、気軽かつ頻繁には旅行できていない方も多いかもしれません。

さらにペットが猫やハムスター、うさぎなどの場合は、そもそも宿泊できる施設がないため渋々ペットホテルに預けている方もいるのではないでしょうか? そんなペット愛好家にピッタリな旅行としてオススメしたいのが「車中泊旅」なんです。

今回は10年以上愛犬と暮らしていて、なおかつ数年前までは愛猫も飼っていた経験もある筆者が「ペット連れ車中泊旅の魅力」と「ペット連れ車中泊成功の秘訣」をご紹介したいと思います! 実際に筆者が車中泊旅を始めてどの程度お得に旅ができているかも実例を出してご紹介していきますので、格安に気軽に旅行したい方はぜひ参考にしてみてくださいね。

愛犬やペット連れ車中泊の魅力

愛犬と一緒に気兼ねなく旅行に行ける

旅行をするなら、家族同然の愛犬やペットも一緒に連れていきたいと思う飼い主さんも多いはず。

しかし、犬以外のペットを同伴できるホテルや旅館は数が少なく、例え同伴するのが愛犬だとしても「ペットは小型犬1匹まで」や「室内ではケージの中で過ごさせて下さい」「万が一施設の備品を汚染・破損した場合は別途追加料金をお願いします」などの条件付きのところがほとんどです。

もし愛犬を同伴できる理想的な宿泊先が見つかっても、人気のあるところは週末や連休中はすでに予約で埋まってしまっていて、宿泊先が見つからなければペット連れでの旅行は一旦諦めて、ペットホテルに預けるか旅行自体を中止、または延期するしかありません。

その点、車中泊旅であれば好きな時に好きな場所へ行けるので、例え連休が取れなかったとしても仕事終わりの夕方から自宅を出発して翌日に帰宅することもできる上に、天候に合わせて旅先の変更なども容易に行うことができ、愛犬などの大切なペットと一緒に臨機応変な旅を楽しめます。

愛犬との思い出が増える

愛犬や猫に関わらずほとんどのペットは私たち人間と比べると短命です。悲しい現実ではありますが、いつかは私たちのそばからいなくなる瞬間が必ずやってきます。 普段看護師として働いている筆者は、動物病院にも勤めていた経験もあるので、人間だけでなく動物の生死にも多く携わってきました。

その多くの経験を通じて感じたことが、残された家族は大切な家族やペットであればあるほど、どれだけ大切にして接していたとしても“何かしらの後悔の念”を抱き、大切な人や存在に「してあげられなかったこと」「できなかったこと」「やって後悔したこと」などに真っ先に意識が向き、自分を責めてしまいがちです。

そういった後悔を少しでも減らすためには、「今この瞬間に大切な存在を失っても後悔しない関わりが出来ているか」を考えながら、後悔しない方法を模索することが大切です。

筆者にとってその方法の一つが、愛犬と過ごす時間や思い出を増やせる「車中泊旅」でした。車旅といっても、特別なことを特にしているわけではなく、「一緒に笑顔で過ごす」「一緒に綺麗な景色をみる」「一緒に寝泊りする」といった何気ないことばかり。

普段は仕事で家にいる時間も少ないので、この「一緒に過ごす」ということが筆者にとってはかけがえのない思い出作りとなっており、それを可能にする車中泊旅は筆者にとって大きな魅力となっています。

愛犬のストレスも少なく飼い主の心配事も減る

ペットによっては車中泊旅自体がストレスとなってしまうケースもありますが、我が家の愛犬たちはペットホテルに預けたり、旅館などに泊まる方がストレスでした。

実際3匹いる愛犬のうち、1匹は見知らぬ人からの餌を受け付けずに最大2日間食事を取らなかったり、もう一匹はペットホテルの環境や他の犬達に緊張してお腹を壊してしまったり、さらに最後の一匹は興奮で旅館の布団に初めて粗相をしてしまったりと、毎回何かしらのトラブルがありました。

その経験を得てからはペットホテルに預けるのはもちろんのこと、旅館やホテルに泊まるのも避けるようになってしまいました。しかし車中泊旅を始めてみると、通常の旅行よりも3匹ともリラックスして楽しんでいる様子も見受けられ、現在は安心して旅行することができています。

ペットホテルやペット可の旅館を利用するより安い

我が家が愛犬を連れてペットホテルや旅館を利用する際に問題視していたひとつが「宿泊費用」でした。

犬であれば同伴できる施設も増えてきていますが、それでも宿泊料金が通常より2〜5割程高いので連泊での旅は楽しめていませんでした。 またペットホテルを利用するとしても、1匹あたり1泊4,000円〜10,000円ほどかかるため、3匹だと1泊あたり12,000〜30,000円と家計にとっては大きな痛手です。

一方車中泊旅では愛犬の旅費はほとんどかからないので、大きな節約となっています。

災害時の予行訓練になる

普段から愛犬などのペットと一緒に車中泊を楽しんでいれば、災害時などの非常事態のケースにも役立ちます。我が家は普段から愛犬の車中泊用のアイテムや避難道具セットを車内に搭載しているので、万が一のことがあっても、しばらくの間は愛犬連れでも避難生活を乗り切れると思います。

しかし、車中泊を経験したことがなく知識のない方がいきなり愛犬連れで車中泊をすれば、人間だけでなく愛犬にとっても負担や危険を伴う可能性もあります。もし避難生活を強いられた際に愛犬と車で過ごしたいと考えている飼い主の方は、しっかり対策をしてから、一度はペット連れで車中泊を経験してみるのがオススメです。

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