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中央道の渋滞回避にはこの"裏道・抜け道"が使えます【東京都内編】

中央道と接続インターが多い「甲州街道(国道20号線)」

東京都内でも、「甲州街道(国道20号線)」は中央道と並走する形で通っており、中央道の裏道として利用ができます。

「高井戸IC」「調布IC」「国立府中IC」は中央道との接続部分となっていますし、「稲城IC」「府中IC」「八王子IC」は接続部分にはなっていないものの、インターの近隣に甲州街道が存在します。

ただ、基本的に高速道路が渋滞時には並走する一般道も渋滞していることが多く、甲州街道もこれに当てはまるため、よくよく交通状況を見たうえで使い分ける必要性があります。

とはいえ、一般道を走行している方が迂回しやすいのも事実で、東京都内には道路が多数あるため、中央道の渋滞があまりにもひどいと判断した場合は、まずは甲州街道を利用してその後の選択肢を考えるのも、渋滞回避に有効な手段と言えます。

なお、NEXCO東日本が発表した2022年のゴールデンウィーク期間(4月28日~5月8日)の高速道路「渋滞予報ガイド」によると、上り線「国立府中IC」付近で、5月1日17時~20時の間に最大長さ10km以上、通過時間で最大25分の渋滞が発生すると予測されています。

圏央道 高尾山ICまで延伸予定の「東八道路」

「東八道路」は、現在のところ高井戸ICから国立府中IC付近まで延伸している道路で、中央道や甲州街道より北側を通っている道路です。全線で片側2車線あり、非常に走行しやすい道路になっています。

中央道や甲州街道のバイパスという位置づけが強く、2019年6月に高井戸ICから三鷹市部分が開通したことにより、さらに利便性が高くなりました。

ただ、東八道路の知名度がわりと高いのと沿道にお住まいの方も多く、普段から交通量が多めなことから、中央道渋滞時には東八道路も混むことが多いため、事前に交通情報を調べたうえでの利用が望ましいです。

現在は、高井戸IC~国立府中IC手前までの開通となっていますが、ゆくゆくは圏央道の「高尾山IC」まで延伸される予定ですので、今後さらなる利便性向上が期待されます。

甲州街道と多摩川を挟んでほぼ並走する「川崎街道」

甲州街道から多摩川を渡ったところを通っている「川崎街道」も、中央道渋滞時の裏道として利用できる道路です。川崎街道は川崎市川崎区から東京都日野市まで延びていて、甲州街道とは多摩川を挟んでほぼ並走するルートをとっています。

そのため、中央道や甲州街道渋滞時は裏道として利用することで、渋滞のなかを走行するよりもスムースに走行できることがあり、中央道の裏道候補の1つとして、ぜひ考えたい道路です。

ただ、川崎街道は片側1車線の区間が多いうえに、近隣にお住まいの方も多いため、異様に交通量が多い時があり、やはり事前にしっかり調べたうえでの利用が大切になります。

また、東名高速道路(以下 東名)の交通量次第では川崎街道から東名の「東名川崎IC」をめざして、東名川崎ICから東名に乗って都心方面に向かう方法もとれますので、上手に使い分けることができれば、裏道としてはかなり有効な道だといえます。

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