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キャンピングカーという「移動オフィス」は"新しい働き方"にベストマッチ!

車内に「快適に過ごせるプライベート空間」を確保したキャンピングカーは、キャンプなどのアウトドアレジャーやクルマ旅だけではなく、「仕事のベース基地」としても活用できます。

自宅の駐車場やコインパーキング、景色の良い自然の中など、キャンピングカーを止められる場所なら、いつでも快適なオフィスに早変わり。自宅や移動先で仕事をする「テレワーク」や、仕事と休暇を連動した「ワーケーション」など、コロナ禍がもたらした“新しい働き方”にもキャンピングカーの特性がベストマッチします。

なぜキャンピングカーがテレワークやワーケーションと親和性が高いのか、キャンピングカーがどうして移動オフィスに適しているのか。今回は、「仕事でも使えるキャンピングカーの優位性」について解説していきます。

ワーキングスペースとしても使える室内空間

キャンピングカーの車内には、家のように快適に過ごせる空間が確保されていて、もちろんその空間をレジャー以外に仕事で活用することも可能です。

ワーキングスペースとして重宝するのは、車内生活の中心となる「ダイネット(小食堂)」と呼ばれるスペース。テーブルを対面シートで挟んだり、L字型のソファを組み合わせたりと、レイアウトは車種によってさまざまですが、ゆったりとイスに腰かけてテーブルと対峙できるので、食事や休憩といった一般的な使い方のほかに、デスクワークのスペースとしても十分に活用できます。

キッチンやトイレを備えたキャンピングカーの車内は、家やオフィスと同じように快適な空間。お腹がすいたらキッチンでお湯を沸かしてカップラーメンを食べたり、コーヒーを淹れたりすることもできますし、電子レンジでお弁当やお惣菜を温めることも可能です。トイレを完備したキャンピングカーなら、わざわざクルマを降りて公衆トイレに行く手間もなく、仕事で疲れたら、車内のベッドで横になって休憩や仮眠をとることもできます。

最大のポイントは電気が使えること

キャンピングカーをオフィスとして使う際に最大のポイントとなるのが、車内で家庭用コンセントを使用できることです。

キャンピングカーには、エンジンを停止した状態で利用できる生活電源(サブバッテリーシステム)が搭載されていて、インバーターを介すことでAC100Vの家庭用電気を取り出せる仕組みになっています。車内に備え付けられたコンセントで、スマホやノートパソコンの充電のほかに、プリンターやスキャナーなども使用可能。ノートパソコンを持ち込んでWi-Fi環境さえ整えれば、どんな場所でもプライベートなオフィス空間に早変わりします。

効率的な仕事をサポートする空調システム

キャンピングカーには、クルマのエンジンを停止した状態で使用できる燃焼式のFFヒーターが搭載されています。このヒーターのポイントは、吸気と排気を車外で行うため、車内の空気を常にクリーンな状態に保ちながら暖房できること。燃料はクルマの燃料タンクから、電源はサブバッテリーから供給される仕組みになっていて、外は氷点下の極寒時でもヒーターのスイッチを入れるだけで、Tシャツ1枚で過ごせるほど快適な車内温度をキープできます。

夏の暑さを解消するために、最近では家庭用エアコンを搭載したキャンピングカーも増えてきました。リチウムイオンバッテリーや大容量ソーラーパネルなどで電源強化を図ったキャンピングカーなら、エンジンを停止した状態でもクーラーを長時間稼働させることが可能。暑さの厳しい夏場でも、車内でデスクワークやミーティングを快適に行えます。

どんな場所でも“快適なオフィス”になる

座った状態で十分な広さのテーブルと対峙でき、パソコンやスマホ、プリンター、スキャナー、プロジェクターなどのコンセントもつなげる。Wi-Fi環境さえ整えてしまえば、どんな場所でも快適に仕事できるのが、キャンピングカーのメリットです。

海辺や湖畔、山間部の駐車場など、ロケーションの良い場所にクルマを止めれば、そこがいつでもオフィスに早変わり。大自然に囲まれた静かなオートキャンプ場でデスクワークをこなしたり、リゾート地などの休暇先でワーケーションを実践したり……。

キャンピングカーという「自分だけのプライベートオフィス」を活用すれば、コロナ禍がもたらした“新しい働き方”も容易に実現できます。

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