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お気に入りはどの時代のランクル? ランドクルーザーの歴代モデルを写真で振り返る

トヨタ(TOYOTA)は2023年8月2日(水)、新型「ランドクルーザー」のワールドプレミアを行い、新型ランドクルーザー250シリーズを世界初公開しました。

1951年にトヨタBJ型として誕生し、2023年に生誕から72年となったランドクルーザー。「ランクル」の通称で親しまれ、「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」として人々に安全と安心を提供する使命を背負い、これまで約170の国と地域で累計1,130万台を販売しているクルマです。

ランクルではこれまで、ステーションワゴン(“300”シリーズ)、ヘビーデューティーシリーズ(“70”シリーズ)、ライトデューティーモデル(“プラド”)の3シリーズが展開されてきました。この記事では、ランドクルーザーの始まりである1951年に誕生したトヨタBJ型から、2023年8月に発表された最新のランドクルーザーまで、ランドクルーザーの歴代モデルを画像でご紹介します。

↓ ランクル70をオーバーランドスタイルに ↓

1951年に登場した初代ランクルからランクル50まで

初代ランクル、トヨタ ジープBJ

1951年に当時の警察予備隊(現 陸上自衛隊)向けに計画された車両として誕生したのが、トヨタBJ型です。誕生当初はトヨタ ジープBJという名称だったそうですが、“ジープ”はウィリス オーバーランド社の商標のため、1954年に「ランドクルーザー」に車名を変更。ランドクルーザーの歴史はここから始まりました。

2代目ランクル、“通称20系”ランドクルーザー

1951年11月に2代目ランクルとなるランドクルーザー(20系)、通称20系が誕生しました。民間向けに開発されたクルマで、様々な用途に答えられるように作られていて、ピックアップタイプ、2ドアバン、4ドアバン等、様々なタイプが設定されました。

世界中で愛されたランドクルーザー、「40(ヨンマル)」

3代目ランクル、“通称40系”ランドクルーザー

3代目ランクルが、ランドクルーザー(40系)通称40系です。クロスカントリー車として、海外でも高い評価を獲得。1960年の発売開始からランクル70が誕生する1984年までの24年間にわたって「40(ヨンマル、forty)」と呼ばれ、世界中で愛されたランドクルーザーです。

ステーションワゴンシリーズのランクル50

1967年、4ドアバンの本格的ステーションワゴンとして発売されたのがランドクルーザー(50系)です。ランクルの中でもロングボディタイプで、海外向けには乗用車として、日本国内では商用車として設定されました。

70系とプラドが登場! 1980年~のランクル

55系の後継モデル、ランクル60

1980年に55系の後継モデルとして登場したのが、ランドクルーザー60系です。ランクル50と同じく海外向けはステーションワゴン、日本国内向けは商用車カテゴリでの販売となりました。

ランクル70

1984年には、ヘビーデューティーシリーズの40系の後継モデルであるランドクルーザー70系が登場しました。ランクル70には、幅広い用途に対応できるよう5種類のホイールベースが用意されていました。

ランクル80

1989年には60系の後継モデルランドクルーザー(80系)が発売。4ドアロングボディのみという設定で、8名乗り仕様のステーションワゴンも設定されました。

ランドクルーザープラドの誕生

ランドクルーザープラド(70系)

1990年、3ドア設定のみだったランドクルーザー70に、ワゴンモデルに「プラド」の名称が付いたモデルが登場しました。70系には、ロングホイールベースの5ドア車も追加されています。

ランクル プラド(90系)

プラド初登場から6年後、フルモデルチェンジした2代目プラドが発売されました。3ドアのショート(5名乗り)と5ドアのロング(8名乗り)の2種類のボディで、フロント回り等のデザインを変えることで、スポーティーなショートと存在感のあるロングというそれぞれで個性を分けていました。

1998年~のランクル、プレステージ性の追求

80系の後継モデル、ランクル100

1998年には80の後継モデルとしてランドクルーザー100系が登場しました。4WDとして基本性能を向上させただけでなく、ボディサイズを大きくし室内サイズも拡大。同じ年に最上級グレードの「シグナス」も発売されました。

3代目プラド、ランクル120

2002年に発売された3代目プラド。「ニュートラディショナル4WD」をテーマに、オフロード・オンロードの走行性能を大幅に向上。存在感のある5ドアと躍動感のある3ドアというそれぞれの個性は継承しながら、プラドらしさと次世代感を表現したデザインに仕上げられました。

「The King of 4WD」、ランクル200

2007年には100系の後継モデルであるランドクルーザー(200系)が発売されました。「The King of 4WD」をテーマに、プラットフォームやサスペンションを一新。剛性、耐久性、衝突安全性能、室内の快適性を向上させ、ボディサイズも全長、全幅を拡大しました。

ランクル プラド(150系)

4代目となるプラド、ランドクルーザー プラド(150系)が登場したのが2009年です。プラドの魅力であるオンロード・オフロードの走行性能をさらに進化させ、「いつでもどこへでも行ける安心感と快適性」を備えたクルマとして開発されました。

70系が1年間の期間限定で復活

ランドクルーザー(70系)

2014年、日本国内での販売が2004年に終了していてランドクルーザー70シリーズが、1年間という期間限定で復活しました。70系の誕生30周年を記念して、4ドアのバンタイプに加えて、国内では初めてダブルキャブピックアップトラックも追加され再販売されました。

ランドクルーザー(300系)

ランドクルーザーの誕生から70年が経った2021年、200系をフルモデルチェンジしたランドクルーザー(300系)が登場しました。300系はこれまでの積み重ねてきた技術に最新技術を融合させ、「世界中のどんな道でも疲れない走り」の実現を目指し、開発されました。

2023年に発表された250と再導入される70

2023年8月に開催した新型「ランドクルーザー」のワールドプレミアで、トヨタはランドクルーザー250を世界初公開しました。同日、トヨタはランドクルーザー70を日本に再導入することも発表しています。

ランクル250は、プラドの後継でライトデューティーシリーズの最新モデルとなります。開発コンセプトは、「質実剛健を追求し、お客様の生活と実用を支え、お客様に信頼されるクルマ」という、ランクルの原点に回帰するというもの。

2014年に期間限定販売されていたランクル70が、2023年冬から継続販売モデルとして日本に再導入されます。新型のランクル70は、70シリーズの特性を継承しながら、時代にあわせてアップデート。オフロード走破性を維持しながら、オンロードでの乗り心地も向上させているとのこと。

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