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【プロフォトグラファーが教える北海道の絶景】新千歳空港から約10分で"一生忘れられない朝日"と出会える道の駅「ウトナイ湖」

【撮影のポイント】スマホでも美しい風景は撮れるが一眼カメラ+望遠レンズがあるとより楽しめる

筆者は夜明けの撮影にもっとも必要なものは「運」だと思っています。

そのため道の駅「ウトナイ湖」のような朝日の風景スポットでは「強運」さえあれば、スマホでもかなり美しい写真が撮影できるはずです。実際のところ掲載写真の2枚目の2羽のハクチョウは、ほぼ撮影している筆者の足元で休んでおり、超広角で風景とともに撮影しています。

道の駅「ウトナイ湖」の場合、朝焼けにプラスして湖面に幻想的な霧が発生する毛嵐や湖面の氷の上で花のような形に氷が成長するフロストフラワー、さらにハクチョウやオオワシ、オジロワシ、カワセミ、エゾシカなどが現れることがあり、ある意味これらの要素はまさに「運次第」といえるでしょう。

しかし、運だけに頼るわけにもいかないので、用意しておくと道の駅「ウトナイ湖」での朝焼けの撮影が格段に楽しくなるのが「望遠レンズ」です。

筆者は写真でも紹介したSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sportsといった150-600mmクラスの超望遠ズームを常用しています。実際のところコストパフォーマンスが高くおすすめです。

とはいえ、いきなりおすすめするには本格的過ぎるので、今回は1枚目の写真を撮影するのに使ったミラーレンズを紹介します。

絶景撮影にオススメのミラーレンズ

気付いている方はかなりマニアックだと思いますが、1枚目に掲載したハクチョウの写真はミラーレンズと呼ばれるミラー(鏡)を利用した望遠レンズで撮影しています。背景の光源のぼけがリング状になるという特徴があるので、ご存じの方にはばれているでしょう。

このミラーレンズ、ほとんどの場合マニュアルフォーカス(MF)という弱点はあるのですが、軽くて安く小さい超望遠レンズが作れるというメリットがあります。筆者が実際に撮影で使ったのはケンコー・トキナーの「Kenko ミラーレンズ 400mm F8 N II」。400mmの望遠レンズで実勢価格は同社のオンラインショップで、なんと23,650円(税込)です。

■ケンコー・トキナー「Kenko ミラーレンズ 400mm F8 N II」

・公式サイトはこちら
・Amazonはこちら

しかも最大径約74mmで全長は約10cm、重さも500g程度しかありません。キヤノン、ソニー、ニコンなど8種類のマウントに対応するモデルが用意されているので、試してみてはどうでしょうか。

また、ミラーレンズはミラーレス一眼との相性がよいため、最近改めて評価が高まっており、ケンコー・トキナーでは来年2月予定の一般販売に先行して、クラウドファンディングサイト「Makuake」で「Tokina SZ PROシリーズ」という300mm、600mm、900mmの先行販売も行いました。

詳細はこちらのサイトでご覧いただけます。コンパクトで安価な望遠ミラーレンズが気になる方はぜひチェックしてみてください。

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