公開日: 2023/02/21
本州の中央に位置するのは長野県だといわれており、長野県松本市には「本州中央の地」の石碑が建てられています。さらに、都市圏でみても東京を中心とする首都圏と、名古屋を中心とする中京圏のほぼ中間地点にあり、どちらからでもアクセスがしやすいのが特徴です。
そんな長野県は、赤石山脈・木曽山脈・飛騨山脈からなる、日本アルプスが近郊にある日本有数の山岳地帯となっており、そのため名湯の温泉地がたくさん存在します。
長野県は主に北信地方・東信地方・中信地方・南信地方に分かれており、前回は北信地方と中信地方の西部の温泉地をいくつか紹介させていただきました。高速道路でいうと、上信越自動車道(以下 上信越道)や長野自動車道(以下 長野道)近郊の温泉地になります。
そして、長野県にはまだまだたくさんの魅力的な温泉地があります。今回は、中信地方の松本市から東側と、南信地方の温泉地をいくつか紹介していきます。
中信地方南部と南信地方では、主に中央自動車道(以下 中央道)や長野道が活躍する地域となります。中央道や長野道近郊の観光地巡りと合わせて、ぜひ温泉地へのドライブも楽しんでいただけたらと思います。
↓ 長野県のオススメ温泉地【前編】はコチラから ↓
長野県第2の都市である松本市の市街地から北東の位置にある「浅間温泉」は、先ほど紹介した本州中央の地の碑が建っている場所でもあり、観光にも便利な位置にある温泉地です。
古くは、西暦700年前後の飛鳥時代から入られていたとされ、江戸時代には松本藩の初代藩主である石川数正によって、御殿湯が置かれたとされています。
泉質としてはアルカリ性単純泉で、お肌がスベスベになる美人の湯であり、無色透明でお湯に匂いがほとんどないのも特徴で、みなさんが楽しめる温泉になっています。
松本市街地から近いことからも、観光やハイキング以外でも、スポーツ観戦やお祭りなどの各種イベントやビジネス・会議の目的と合わせてなど、幅広い利用目的で入浴ができるのも特徴です。
浅間温泉は、東京駅から約240kmほどの距離で3時間ほどでアクセスができ、首都高4号新宿線〜中央道〜長野道と経由して、長野道の「松本IC」より約20分で到着できます。