公開日: 2022/05/02
愛知県の県庁所在地である「名古屋市」を中心とした都市圏は、「中京圏」と呼ばれ、「首都圏」や「関西圏」と一緒に日本三大都市圏を構成しております。
名古屋市を中心とした中京圏は、人口が多さもあり名古屋高速という都市高速をはじめ、高速道路網がめざましく発達しています。
そんな中京圏の高速道路には、年間来場者数第3位の実績をもつ伊勢湾岸道の刈谷パーキングエリアなど、魅力と個性にあふれるサービスエリア・パーキングエリアがめじろ押しです。
今回は、著しい発展をとげている中京圏の高速道路のなかから、魅力にあふれるサービスエリア・パーキングエリアをいくつか紹介いたします。
充実度の高い施設が多く、サービスエリア・パーキングエリアを目的地にドライブすることもオススメなほど、かなり特徴のあるところが多いので、ぜひ参考にしてみてください。
中京圏は、古来より首都圏や関西圏とはまた違った文化を形成してきました。そのため、他の地方から行く方にとっては、街の雰囲気や食文化などに違いがあり、そこに魅力を感じられます。
私も、中京圏の街並みや地元の名物を食べることが大好きな1人で、首都圏からだいたい3カ月に1回のペースで高速道路を利用して、中京圏を訪れております。
そんな中京圏が大好きな私が、いろいろ利用してきたサービスエリア・パーキングエリアのなかでも、ぜひみなさんにオススメしたいサービスエリア・パーキングエリアをいくつかご紹介いたします。
中央自動車道(以下 中央道)を起点の東京都杉並区の「高井戸IC」から進んでいくと、神奈川県、山梨県、長野県へと移っていきます。そして、全長約8kmほどになる「恵那山トンネル」を越えると岐阜県へと入ります。
このあたりから中京圏の雰囲気が広がりはじめ、名古屋市と密接の深い地域が増えてきます。そして、恵那山トンネルをすぎ「中津川IC」と「恵那IC」の間に位置するのが、起点からでは中央道最後のサービスエリアとなる「恵那峡(えなきょう)サービスエリア」(以下 恵那峡SA)です。
まずは、下り線に名鉄が経営するレストランがテナントとして入っており、中京圏へやってきたことが感じられます。そんななかで、岐阜県ならではのグルメやスイーツを堪能することができるのが特徴です。
グルメでは地元名産の飛騨牛や恵那鶏を使用した料理が、スイーツでは岐阜東濃地方名産の栗を使ったものを味わえます。特に、栗を使用した「栗合わせ」とよばれるスイーツは、恵那峡SA下り線限定の商品で人気を集めております。
ショッピングコーナーでは、栗を使用したお菓子にはじまり、愛知や長野の銘菓なども幅広く販売されており、その他雑貨類も豊富です。
そして、恵那峡SAから見える恵那山に代表される周囲の山々の景色が見もので、海や河川のイメージの強い中京圏でも随一の山の絶景となっています。
恵那峡SAは東京駅から車でおよそ4時間、名古屋駅から車でおよそ1時間でアクセスできます。中京圏のなかでも北東部に位置して、中央道からでは中京圏の入口となる恵那峡SAにぜひ足を運んでみてください。
恵那峡SAから見える景観はバツグンにキレイです