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大好きなキャンプ場で1週間、最高に幸福な時間を過ごした話 【"キャンピングカーの聖地"北海道でクルマ旅 vol.9】

前回の記事で、我が家が北海道キャンプ旅で遭遇した最大のピンチについて書きました。それも印象深い思い出ですが、実は過去15年間でもっとも幸せを感じたのも、同じ2012年夏の北海道キャンプ旅のことでした。

この年は、北海道キャンプ旅の目的を「北海道の友人に会いに行く」「お気に入りのキャンプ場でノンビリする」という2つに絞って、贅沢なスケジュールを組んでいました。北海道に向かう途中でタイヤのバーストという大きなトラブルに見舞われましたが、結果的に予定を変更することなく最高の旅で終えることができたのは、1カ所のキャンプ場に長期滞在するゆとりのスケジュールのおかげでした。

今回は、大好きなキャンプ場に1週間滞在した、2012年夏の“至福の北海道キャンプ旅”ついてお話したいと思います。

我が家にとって“北海道の故郷”のようなキャンプ場

我が家が毎年夏に北海道を旅するのは、「お気に入りのキャンプ場でキャンプをする」ことが大きな目的のひとつです。極端な話をすると、そのためだけでもわざわざフェリーに乗って北海道に渡る価値があると思っています。

2012年の夏は、大好きな中富良野の「星に手のとどく丘キャンプ場」に1週間滞在しました。このキャンプ場は、2006年に初めて北海道を旅した時から15年間毎年欠かさず訪れてきた、我が家の“北海道キャンプ旅の原点”のような場所。東京生まれ、東京育ちで「田舎」のない我が家にとって、“北海道の故郷”のような存在でもあります。

そんなお気に入りのフィールドにチェックインしてから1週間、家族と共に自由で贅沢なキャンプ生活を満喫しました。

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