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【新しいクルマの楽しみ方】オリジナリティを発揮し始めた日本のバンライフ

Photo by Julian Hanslmaier on Unsplash

最近、「バンライフ」という言葉をよく聞くようになりました。文字通り、バン(VAN)+ライフ(LIFE)とういうことで、なんとなくイメージできるのですが、実際、どのようなモノなのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。

ネットを検索すれば、世界的なムーブメントに発展した、北米発の新しいカルチャーとして紹介されていますが…… そのスタイルは、バンを使って、自由に旅をする、といったもの。そして、検索でたどり着くのが、フォスター・ハンティントンという人物です。

SNSを中心に「#vanlife」が大きな話題に

彼は、みんなが憧れるような仕事を手に入れ、毎日、忙しく生活していました。しかし、それまでの生活に疑問を感じるようになり、2011年にフォルクスワーゲンT3バンを手に入れ、仕事を辞めて、最小限の荷物をクルマに積み込み、2年間の旅に出たのです。

そして、旅先で出会った仲間を紹介したり、そのライフスタイルをネットで発信し始めると、ハッシュタグの#vanlifeが話題に。2014年に書籍「Home is where You Park it」を発刊すると、彼のライフスタイル「VAN LIFE」は一大ムーブメントとなっていったのです。

バンライフのムーブメントが日本に上陸

Photo by Julian Hanslmaier on Unsplash

ハッシュタグ#vanlifeの写真は、バンで移動しているからこそ体験できる光景ばかり。もちろん、以前から、バンを使って旅をする人はたくさん居ましたが、集約されたSNSのおかげで、誰もが憧れを抱き、バンライフというカルチャーが一気に加速したのです。

SNSというインターネット環境が後押ししたことで、バンライフを身近に感じた人も多かったのではないでしょうか。日々変化する光景、流れる景色。スタイルに注目が集まり、その写真は言葉を超えて、多くの人に共感されました。インターネットならではの現象と言えるでしょう。

世界中を駆け巡ったフォスター・ハンティントンの、そのシンプルで自由なライフスタイル。日本国内でも、カルチャーに敏感な層から、そのスタイルに共感する人がジワリと現れ始め、国内のバンライフカルチャーが少しずつスタートしたのです。

2020年世の中は大きく変わり、バンライフが注目されることに

国内でも、クルマを使って旅をしたり、クルマで過ごすことをメインとしたキャンプスタイルが広がっていきました。自由に移動しながら、まさに「Home is where You Park it」を地でいくように、その日の宿泊場所を楽しむ感覚です。

長期休暇も取れない日本人にとって、仕事を辞め、自由に旅することはハードルが高かったかもしれません。しかし、少数派ですが、仕事を辞め、バンで日本国内を旅している人も増えている印象です。

皮肉なことに、2020年、新型コロナウイルスが広がると、生活様式に変化が現れ、バンライフがさらに注目されました。リモートワークが推奨され、働く場所に自由度が出てきて、ワーケーションという言葉も生まれました。

そして、日本らしい「Office is where You Park it」が突然やってきたのです。

オリジナリティを発揮し始めたバンライフ

国内でもバンライフを楽しむ人が増え、いろいろなスタイルが受け入れられるようになってきました。バンを手に入れて、内装をしっかりと作り込み、その空間を楽しんでいる人も多いようです。そして、お気に入りの空間と一緒に旅を楽しむ。これは新しいクルマの楽しみ方としても注目されています。

バンライフビルダーも現れ、クルマのクオリティは向上しています。お手本となるクルマの情報もネットで広がり、その写真を見た人が「こんな生活、楽しそう」と感じる機会も増えています。まさに、相乗効果でバンライフが広く浸透していくのを感じるのではないでしょうか。

日本のバンライフに感じる魅力

バンライフの魅力は自由に行動できることです。生活をシンプル化することで、日々の生活コスト、ストレスを抑える効果も発揮します。さらに、人との接触を避けながら、生活空間を移動させることができるのは、新しい生活スタイルで活かされる結果となりました。

でも、国内では、どこにでも泊まれて、仕事ができる環境が整っているとはいえません。今後はインフラの整備も必要です。インフラが整えば、移動しながら仕事をしたり、特定のアドレスを持たずに、自由に生活することが一般的になるかもしれません。

今、バンライフに挑戦したいと思っている人は多いことでしょう。なかには「バンで生活できないから、バンライフできない」と、あきらめる人もいるようですが、そこまで深く考える必要はありません。一般的なカーライフを楽しむことと同じように、バンがある生活を楽しむ、軽い気持ちが大切です。

フォスター・ハンティントンが感じたように、日々の生活に疲れ、そのライフスタイルに疑問が出てきたら、立ち止まって、バンライフを体験してみるのもいいかもしれません。

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